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老朽化した消火器の取り扱いについて

記事ID:0002330 更新日:2014年2月17日更新
 老朽化消火器の破損による人身事故は,平成13年度に発生して以来,毎年のように発生しています。
 過去には大阪市と福岡県行橋市で,腐食が進んだ消火器を操作したことにより,消火器が破損し受傷するという事故が相次いで発生しました。
 次のことに注意してください。
(1) 消火器が風雨にさらされる場所や湿潤な場所消火器が風雨にさらされる場所や湿潤な場所等に設置されていないかを確認するとともに,消火器の状態を点検し,腐食が進んでいるものは,絶対に使用しないでください。
(2) 使わなくても経年劣化は起こります !
 消火器も工業製品である以上,置いておくだけでも経年による劣化は当然起こります。
 また,設置場所の条件によっては品質の確保や寿命にも差が生じます。設置環境や管理状況が非常に悪いところでは本体容器の劣化を招き,表示してある耐用年数まで耐えられないこともあります。
 高温,多湿,腐食性ガスや潮風などにも影響を受けるので維持管理には十分注意が必要です。
(3) 耐用年数の確認を !
 耐用年数を過ぎた消火器は破断による人身事故の危険があります。特に,腐食,キズ,変形などがみられる消火器は,たとえ耐用年数や使用期限に達していなくても危険です。
(4) 使わない・分解しないの徹底で事故防止 !
 錆や腐食,キズや変形のある廃消火器(廃棄の必要のある消火器)を,説明や訓練ならいいのではと操作したとたん,爆発し人身事故に至った事例があります。
廃消火器は,説明や訓練などにも絶対に使用しないでください。また決して勝手に分解しないでください。
 廃棄する際は,販売店または廃棄事業者に依頼してください。
 キズや変形,サビや剥離,腐食などのある物は,使用期限にかかわらず,すみやかに廃棄をお願いします。
 
個人では絶対に廃棄をしないで下さい!
不用消火器の廃棄は、最寄りの消火器販売業者、製造者、広島県消防機器同業組合(0120-72-3830)または、一般財団法人広島県消防設備協会(082-243-2002)にご連絡ください。 (分解・廃棄処理の費用がかかりますので有料になります。)

廃消火器リサイクル窓口及び相談などについて→
一般社団法人 日本消火器工業会

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