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郷土三原ゆかりの人たち 武内俊子(たけうち としこ)

記事ID:0002904 更新日:2014年4月1日更新

 1905(明治38)年~1945(昭和20)年

 童謡詩人です。
 現在の三原市西町にある浄念寺に生まれました。
 広島女子専門学校(現在の県立広島大学)に進学しましたが,中途で退学しました。
 その後,結婚をして東京の世田谷という所に住むようになります。
 1929(昭和4)年ころから,童謡や童話の創作をはじめるようになりました。
 恵まれた家庭環境の中で創作された,子どもの 心の清らかさを歌うやさしい詩が,詩人の野口雨情に認められ,それからは先生として野口雨情に教えをうけました。
 その後,当時の代表的 な子ども向きの本『コドモノクニ』『幼年倶楽部』に,つぎつぎと作品を発表しました。
 また,1937(昭和12)年の「かもめの水兵さん」につづいて「リンゴのヒトリゴト」「船頭さん」など多くの童謡が,河村光陽らのすぐれた作曲でレコード化され,全国の子どもたちに広く愛唱されるようになりました。
 著書には,詩集『風』,童謡集 『赤い帽子・白い帽子』,『武内俊子童謡集』などがあります。
 三原市宮浦公園には,「かもめの水兵さん」の童謡の碑が建てられています。
 僧侶であり世界探険家の渡辺哲信は,俊子の叔父にあたります。

 武内俊子

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