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郷土三原ゆかりの人たち 並木宗輔(なみき そうすけ)

記事ID:0002889 更新日:2014年4月1日更新

  1695(元禄8)年~1751(寛延4)年

 江戸時代の,浄瑠璃・歌舞伎の作者です。
 三原の成就寺の僧侶で,名まえは断継といいました。
 30歳ころに僧侶をやめ,大阪に出て浄瑠璃・歌舞伎のものがたりを書く作者になりました。
 はじめは,豊竹座という劇場の作者として活躍し,作品の評判がよく多くの名作を残しています。
この時代には,ほかの作者と共同して書いた作品もたくさんあります。
 作品の内容は,全体として悲しくて暗い感じのものが多くみられました。
 その後,竹本座の作者になると,今までの暗さがいくらか和らいだ作品を書いています。
宗輔の最初の作品は,「北条時頼記」です。そのほか 代表作には,「義経千本桜」「仮名手本忠臣蔵」「源平布引滝」などがあります。

※ 浄瑠璃=三味線に合せて語る物語
※ 歌舞伎=江戸時代にひろまった日本独特の演劇

 並木宗輔

 みはら再発見


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