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第4回三原市立学校適正配置検討懇話会

記事ID:0001747 更新日:2014年2月17日更新

 「三原市立学校適正配置検討懇話会」の第4回会議が平成19年11月28日に開催されました。
 9月に実施した市民アンケートの集計結果を踏まえ,10月の第3回懇話会で出された意見をもとにしてワ-キング部会でまとめた報告書の素案について話し合いました。将来の子どもにとって本当に必要とされる学校のあり方について議論され,各委員から多様な意見が出されました。

第4回懇話会の概要

 【議題】

1.報告書(案)の検討について(三原市における小中学校適正配置について)

会長
今回は,小中学校適正配置報告書案を整理し,次回の最終の懇話会で,教育長に報告書を提出したい。

 (1)「第1章 三原市立小中学校の配置に係る現状と課題」について
 学校の配置と通学区域,学校規模等に関する現状と課題についての記述。

(2)「第2章 アンケート結果から見る市民の意識」について
 9月に実施したアンケートの集計概要と傾向についての記述。
※いずれも,語句の誤りの指摘・修正にとどまり,特段の意見はなかった。

(3)「第3章 三原市における学校適正配置にむけての提言」について

III-1 「学校適正配置の理念」について

  • 「最良」,「最適」,「特色に応じた」などの表現があるが,提言においてはもう少し具体的な説明・表現が必要ではないか。
  • 市民アンケートで7割が適正配置に賛成という結果を踏まえると,「三原市としては複式学級を解消する」というような明確な表現にできないか。

III-2 「適正配置によって実現をめざす学校のあり方」について

  •  適正規模をめざす理由として,コミュニケーション力の育成だけが前面に押し出された形だが,もう少し幅広く捉える方が良いのではないか。
  •  複式学級や少人数では,より良い教育条件を充たすのが難しいという理由については,もう少し説明が必要。
  • スクールバス運行や公共交通機関の利用などは,統合により必須となるものである。行政に,対象家庭や児童・生徒の負担を減じる手立てを促すような,強い語調の表現にしたい。
  • 登下校の通学手段については,特に,安全確保の徹底を希望したい。
  •  「慎重な検討を地域住民や保護者とともに進める必要がある。」という記述が最も重要である。慎重に進めるようにしてほしい。
  • 子どもの数が激減しつつある中で,中長期的目標を掲げるというのでは,めざす学校はなかなか形成されないのではないか。
  • アンケートを通じて見えてきた市民意識を重視しながらも,できるだけ委員会の中で出た意見も加えたい。三原市の場合は,適正配置を機械的に決断する状況ではないと判断し,段階的に進めるという提言内容としている。アンケート結果からも,一気に進めることが望まれているようには読み取れない。
  • 多数の学校が1校に統合になるほか,小中一貫校や高校を含めた統合など,教育効果を上げる学校のあり方は,いくらも考えられる。教育委員会には,しっかりと実態調査をしながら慎重に進めてもらいたい。 

 III-3 「適正配置にあたっての具体的な留意点」

  • 実現可能なことを記述しているなら良いが,そのあたりはどうか。約束しても履行できないことなら,トラブルの原因にならないか。実現の可能性が極めて低いと予測されることなら,提言としない方が良い。
  • 地域住民の立場からいうと,空き校舎が長期間に渡って放置されることが絶対にないようにしてもらいたい。地域の安全面や,負担を抑えることを考えてほしい。
  • 安全確保や負担抑制については,教育委員会への注文のような感じにはなるが,文章としては残しておきたいと思う。その辺りはワーキング部会で検討したい。

資料編について

  •  小・中学校ともに,現在の学級数などが掲載されているが,将来の学級数などの推測も掲載しておく方が良くわかるのではないか。
  •  → 5年後と10年後の推計資料を添付する。

 

 


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