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児童館「ラフラフ」でボランティア活動する高校生の体験について、研究論文が発表されました!
児童館「ラフラフ」でボランティア活動する高校生の体験について、研究論文が発表されました!
児童館「ラフラフ」では、普段から、施設を利用する多くの子どもたちや保護者たちが、イベントの企画・運営を行うなど、ボランティアスタッフとして活動しています。
このような児童館「ラフラフ」で、ボランティア活動をする高校生について特に着目した、県立広島大学保健福祉学部作業療法学科の学生(当時)である磯野早織さんが、「児童館でボランティア活動をする高校生の作業経験」をテーマにした論文を高木雅之准教授と執筆しました。この論文は、日本作業科学研究会の機関誌である「作業科学研究」にも掲載されました。
この研究では、児童館でボランティア活動に参加している高校生7人を対象にインタビューを行い、児童館が高校生たちにとって「ありのままでいられる感覚」や「役に立っていると思える感覚」 を得られる居場所となっていること、高校生たちがボランティア活動の経験を通じて、周りの仲間や職員とのつながり(空間的つながり)、希望する進路や自身の成長といった将来へのつながり(時間的つながり)を感じていることを明らかにしています。
この論文は、インターネット上(https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjos/18/1/18_76/_article/-char/ja/)で閲覧することができますので、ぜひご覧ください。
▲ラフラフで活動する高校生と磯野さん(「ラフラフteens塾」の様子)
論文について
論文:「児童館でボランティア活動をする高校生の作業経験」
著者:磯野 早織(責任著者)、高木 雅之
掲載:日本作業科学研究会機関誌「作業科学研究」2024年18巻1号p.76-82
(次のURLから、論文を閲覧することができます。)
【論文(本文)】 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjos/18/1/18_76/_pdf/-char/ja
【J-STAGE論文掲載ページ】 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjos/18/1/18_76/_article/-char/ja/