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デジタル化した上田家文書を公開しています
上田家について
上田家は,廃藩置県を迎えるまで広島藩の家老職を代々務めました。
1619年,上田家初代・重安(しげやす,別名:宗箇(そうこ)1563~1650年)は,広島藩主となった浅野氏とともに広島入りしました。武将であり茶人でもあった宗箇を流祖とする武家茶道の流派である「上田宗箇流」は,以来400年以上広島で親しまれ,守り伝えられています。
三原市教育委員会では、この上田家の家政(家内部における事業、家事全体のこと)に関する資料を中心に所蔵しており、大半は江戸時代中期以降から明治初年のものです。これらは、昭和初年に三原市立図書館の初代館長を務めた澤井常四郎(さわいつねしろう)が収集後、昭和17(1942)年に図書館へ寄贈し、今日まで保存しています。
広島にとって貴重な資料の保全を目的に,令和3年度から令和4年度にかけてデジタル化に取り組み,目録と画像データを作成しました。
このたび,その目録とその画像の一部を公開します。
【浮城まつりでの茶会の様子】 【お茶と菓子】
菓子の下に敷く懐紙が他の流派と違います。
上田家文書
目録はこちらから
・上田家文書目録はこちらから [PDFファイル/1.33MB]
画像の一部はこちらから
・みはらデジタルミュージアム「来たれ,読み人‼(古文書・古典籍)」
申請をすれば,すべての画像の閲覧をすることができます。