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災害時のペットの同行避難

記事ID:0171582 更新日:2024年6月20日更新

 災害時に大切な家族の一員であるペットを守れるのは、飼い主だけです。ペットと一緒に避難し、避難先で安心して過ごすために、日頃から備えておきましょう。

★同行避難のポイント★

 (1) 三原市が開設するすべての避難所で、ペットの同行避難が可能です。

 (2) 避難所では、ケージなどに入れた上、屋外で飼育していただきます。​

 (3) ペットの飼育に必要なものは、必ず飼い主が用意し、避難所に持ってきてください。

 (4) 日頃から災害に備えたしつけと健康管理を行いましょう。

ペットの同行避難

 ペットの防災対策については、動物愛護の面だけではなく、飼い主の安全や心のケア、被災動物の野生化による危険防止の面からも、ペットと一緒に避難する「同行避難」を行うことが基本とされています。

 ペット同行避難チラシ [PDFファイル]

 なお、「同行避難」とは飼い主が飼育しているペットを同行し、避難場所まで安全に避難することであり、避難所などの施設内でペットと人が同室で避難生活を送ることを意味するものではありません。

同行避難が可能な避難所

 原則、災害時に三原市が開設するすべての避難所で、ペットの同行避難が可能です。

 災害時に三原市が開設する避難所については、避難所の開設が決定した時に、屋外スピーカー、FM告知端末ラジオ、メール配信システム、三原市公式SNS(LINE、X(旧Twitter)、Facebook)、三原市ホームページなどでお知らせします。

※ペットは、屋外(可能な限り屋根のある場所)での飼育となります。また、屋外の飼育場所が不足するなど、状況によっては車中避難をお願いする場合もあります。

※避難所には、動物アレルギーの方や動物が苦手な方なども避難して来られますので、それらを理解したうえで適切に同行避難してください。

※「身体障害者補助犬法」で定める盲導犬、介助犬及び聴導犬(以下「補助犬」という。)は、補助犬を使用する避難者(身体障害者)と同室で避難生活を送ることが可能です。

避難所への同行避難が可能なペット

 イヌ、ネコ、その他の小動物(小鳥、ウサギ、ハムスターなど)

※特定動物や特定外来生物に指定された動物、家畜類、事業用動物、人や他のペットに危害を及ぼすおそれのある場合は、避難所での受け入れが出来ません。
※ノミ、ダニなどの寄生虫の予防・駆除を行っていること、また、イヌの場合は、狂犬病予防注射を接種していること。

避難所でのペットの飼育方法

 ケージやクレート(キャリー)の中で飼育管理してください。なお、屋外(可能な限り屋根のある場所)での飼育となります。

 また、えさやりや排泄物の始末、健康管理など、ペットの世話は飼い主の責任で行ってください。

 避難所の駐車場でペットと一緒に車中避難をする場合は、車内の温度管理やエコノミークラス症候群などに注意してください。また、避難者受付を行いますので、避難所内の受付にお越しください。

※避難所ではケージやクレート(キャリー)、水やフード、ペット用のトイレ用品など、ペットの飼育に必要となるものは用意していません。同行避難をする場合は、必ず飼い主が用意し、避難所に持ってきてください。

 

  ペット用のケージ

  ケージに入った白い犬   ケージに入った黒い犬

※写真は、「人とペットのための防災フェスティバル」(令和6年5月25日 主催:広島県動物愛護センター、公益社団法人広島県獣医師会 三原市協賛)で実施された、「同行避難訓練」の写真です。三原市もこの訓練に参加しました。

ペットのために、日頃から災害に備えましょう

同行避難に必要となるものやペット用備蓄品の確保

 災害時に備えて、ペット用品の備蓄を行いましょう。また、同行避難する際は、避難所などで使用するペット用品を必ず持ってきてください。

 
必要なもの

  (1)ケージ  (2)フード、水(5日分以上)  (3)療法食、薬(必要なペットには必ず用意)

  (4)食器   (5)予備の首輪、リード(伸びないもの)   (6)トイレ用品

  (7)飼い主の連絡先やペットの情報を記録したもの

 
あると便利なもの

  (1)ペットシーツ   (2)洗濯ネット(ネコの逃げだし防止など)   (3)好きなおもちゃ

  (4)においのついたタオル   (5)ブラシ   (6)ガムテープ  (7)新聞紙   

  (8)ブランケット(ペットの体を包める大きさ)   (9)ペット用ドライシャンプー(ウェットタオル)

  (10)消臭剤  など

ペットの所有者の明示

 飼い主を明らかにするために、迷子札を装着しておきましょう。

 イヌの場合は、鑑札と注射済票も必ず首輪に装着してください。

ペットのしつけと健康管理

 人とペットがすみやかに安全に避難し、避難所などでのトラブルを防止するためには、ケージやキャリーバッグなどに入ることを嫌がらないことや、イヌの場合は、「待て」や「おいで」ができるなど、普段からのしつけが大切です。

 また、日頃からペットの健康管理に注意し、予防接種やノミなどの寄生虫を駆除するとともに、トリミングなどを行いましょう。

◎災害に備えたしつけと健康管理の例
イヌの場合 ネコの場合

●「待て」「おいで」「お座り」「伏せ」などの基本的なしつけを行う。

●ケージなどの中に入ることを嫌がらないように、日頃から慣らしておく。

●不必要に吠えないようにしつける。

●人や他の動物を怖がったり攻撃的にならないように慣らしておく。

●決められた場所で排泄ができるようにする。

●狂犬病予防接種に加え各種ワクチンを接種する。

●フィラリアやノミ、ダニなどの寄生虫の予防、駆除を行う。

●シャンプーやトリミングにより身体を清潔に保つ。

●不妊去勢措置を行う。

●ケージやキャリーバッグに入ることを嫌がらないように、日頃から慣らしておく。

●人やほかの動物を怖がらないように慣らしておく。

●決められた場所で排泄ができるようにする。

●各種ワクチン接種を行う。

●ノミ、ダニなどの寄生虫の予防、駆除を行う。

●不妊去勢措置を行う。

ペットの一時預け先の確保

 避難所への同行避難が困難な場合は、親戚や友人、ペットホテル、かかりつけの動物病院などにあらかじめ相談し、日頃から複数の一時預け先を確保しておきましょう。

関連情報

 ●ペットの災害対策(環境省)<外部リンク>

 ●「ペットも守ろう!防災対策」(環境省)<外部リンク>

 ●「災害、あなたとペットは大丈夫?人とペットの災害対策ガイドライン」〈一般飼い主編〉(環境省)<外部リンク>

 ●「いつもいっしょにいたいから」(環境省)<外部リンク>

 ●「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」(環境省)

 ●「ペットと暮らすまちづくり」(三原市生活環境課)

  ●「犬の登録と狂犬病予防注射を行いましょう」(三原市生活環境課)

 


問い合わせ先
ペットの同行避難、避難所などに関すること イヌの登録、狂犬病予防注射、動物愛護に関すること

危機管理監 危機管理課 危機管理係

TEL:0848-67-6066

生活環境部 生活環境課 市民生活係

TEL:0848-67-6179

 

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