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10月の「COOL CHOICE(賢い選択)」
「COOL CHOICE(賢い選択)」はじめましょう!
知っていましたか?
これ以上温度が上がると,地球はもう回復できない傷を負う可能性があることを。
100年で,日本の平均気温は約1℃上がりました。
温暖化の大きな原因はCO2の排出。
環境に配慮していないモノ・コトを選ぶことで,家庭からのCO2排出量が増えてしまっていたのです。
10月のCOOL CHOICE!
~受けてみよう「事業所の省エネ診断」~
世界的な脱炭素化の流れの中、中小企業等の中小規模事業者にとっても脱炭素化は避けて通れない喫緊の課題となっています。「省エネ」は最も脱炭素化に有効な手段であり、事業者としてどのくらいエネルギーを消費しているのか、エネルギーの使用に無駄はないかなど、確認することが大切です。
中小企業向けに実施されているこの「省エネ診断」は、約5,000円~約23,000円の費用で受診できる制度で、エネルギーのムダを総合的に判断し、脱炭素化へ向けた再エネ提案等を受けることができるものです。
本市の事例では,設備投資不要の運用改善(空調電力量の削減等)により,年間当たり約44万円の削減効果が見込まれる事例がありました。
なお、市では、省エネ診断の受診費用の一部を補助する制度を行っています。
〇省エネ診断の種類(令和5年度)
・一般財団法人省エネルギーセンターが実施する「省エネ最適化診断」
・省エネお助け隊が実施する「省エネ診断」
・一般社団法人環境共創イニシアチブが実施する「省エネ診断」
〇省エネ診断の概要・主な診断内容
・費用のかからない運用改善を優先的に提案
・高効率省エネ設備への更新提案(投資費用回収のシミュレーションを含む補助金案内等)
・エネルギー使用量を見える化(事業所全体およびエネルギー種別毎)
・運用改善、投資改善について、診断先に最も効果的な改善内容を10項目ほど提案
・脱炭素化へ向けて再エネ提案
費用をかけずに無駄を省くことで、経費の削減につながることもあります。
まずは、省エネ診断を受けてみませんか。
「COOL CHOICE(クール・チョイス)」ってなに?
地球に優しい省エネ・低炭素製品の購入や,環境に配慮した行動などを積極的に行う「賢い選択」のことです。
例えばエコカーを買う,エコ家電に替える,グリーン購入商品を購入するという「選択」。バスや電車を利用する,マイバッグを持参するなど低炭素社会に向けたライフスタイルの「選択」。
日常生活の中でのちょっとした気配りでできる地球に優しい選択が「COOL CHOICE」です。
地球温暖化対策は,「我慢」しなくてもできます。少しの工夫や視点を変えれば,「お得」で「快適」な生活につながります。
みなさんも一緒に「COOL CHOICE」に取り組んでみませんか。
三原市COOL CHOICE宣言
三原市は,環境省が中心となって進めている地球温暖化対策のための国民運動「COOL CHOICE」に賛同し,地球温暖化対策を推進するため,「三原市COOL CHOICE宣言」を平成30年6月に行いました。
COOL CHOICEな取り組み例
身近なところで実践可能な取り組みを紹介します。
○クールビズ・ウォームビズ
冷房時の室温28℃,暖房時の室温20℃に。
○省エネ機器への買換え
家庭の照明をLED照明に付け替えよう。
省エネ性能の高い家電製品に。
○エコドライブ
ふんわりアクセルを心がけよう。
○スマートムーブ
いつもの「車」での移動を,電車やバス,徒歩や自転車に変えてみよう。
○マイバッグ
お買い物にはマイバッグを持参しよう。
○マイボトル
お出かけにはマイボトルを持参しよう。
○残さず食べる
食べ物を大切にし,エネルギーを無駄にしない。
広島県でも,毎月第一土曜日を「ひろしま環境の日」と定め,みんなで取り組むエコ行動を広く呼びかけています。
環境省「COOL CHOICE」ホームページ
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html