８月の「COOL　CHOICE（賢い選択）」

記事ID：0160999 更新日：2023年8月1日更新

「COOL　CHOICE（賢い選択）」はじめましょう！

coolchoice

　知っていましたか？
　これ以上温度が上がると，地球はもう回復できない傷を負う可能性があることを。
　１００年で，日本の平均気温は約１℃上がりました。
　温暖化の大きな原因はＣＯ２の排出。
　環境に配慮していないモノ・コトを選ぶことで，家庭からのＣＯ２排出量が増えてしまっていたのです。

８月のＣＯＯＬ　ＣＨＯＩＣＥ！

～始めてみよう「太陽光発電設備の廃棄・修理を考えよう」～

　近年，家庭用や事業用の「太陽光発電設備」の導入が進んでいます。太陽光発電設備は，再生可能エネルギーを活用でき，二酸化炭素排出量の削減や省エネに資する一方で，不法投棄等の防止の観点から，その廃棄について事前に考えておくことが必要です。
　特に，事業用の太陽光発電設備については，「廃棄等費用積立制度」が令和４年７月から義務化され，廃棄等費用の確実な積立を担保するための制度が創設されています。

〇家庭用の太陽光発電設備（10kW未満）について
　廃棄費用の相場は約40万円と言われており，廃棄を行う際には，家主が適切に処理する必要があります。廃棄費用が高額であることから，故障した場合は，廃棄前に住宅メーカーや施工店等に修理を相談してください。
　その上で，廃棄する場合は，産業廃棄物として適切に処理する必要（粗大ごみではありません）があるため，住宅メーカーや施工店，太陽光パネルメーカーに廃棄処理方法をご相談ください。
　※詳しくは，経済産業省作成のチラシをご確認ください。 [PDFファイル／337KB]

〇事業用の太陽光発電設備（10kW以上）について
　太陽光発電設備の廃棄処理の責任は，廃棄物の処理及び清掃に関する法律等により，太陽光発電事業者等にあり，廃棄を適切に実施すると積立金を取り戻すことができる「廃棄等費用積立制度」が義務化され，積立対象区分等に該当する再生可能エネルギー発電設備を用いて発電した再生可能エネルギー電気を供給するときは，設備の解体等に要する費用に充てるための金銭を解体等積立金として積み立てなければならないこととされています。
　※詳しくは，経済産業省作成のチラシをご確認ください。 [PDFファイル／453KB]
　なお，廃棄の際には，環境省のガイドライン・廃棄物処理法に従って適切にリサイクル・廃棄することが必要です。詳しくは，環境省HPをご参照ください。
　環境省HP：https://www.env.go.jp/recycle/recycling/renewable/index.html（外部サイトにアクセスします）

　太陽光発電設備の導入の際には，廃棄・リサイクルについても事前に考えましょう。

「COOL　CHOICE（クール・チョイス）」ってなに？

地球に優しい省エネ・低炭素製品の購入や，環境に配慮した行動などを積極的に行う「賢い選択」のことです。
例えばエコカーを買う，エコ家電に替える，グリーン購入商品を購入するという「選択」。バスや電車を利用する，マイバッグを持参するなど低炭素社会に向けたライフスタイルの「選択」。
日常生活の中でのちょっとした気配りでできる地球に優しい選択が「ＣＯＯＬ　ＣＨＯＩＣＥ」です。
地球温暖化対策は，「我慢」しなくてもできます。少しの工夫や視点を変えれば，「お得」で「快適」な生活につながります。　　
みなさんも一緒に「ＣＯＯＬ　ＣＨＯＩＣＥ」に取り組んでみませんか。