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広島県内に「インフルエンザ注意報」が発令されました
インフルエンザを予防しましょう
広島県内のインフルエンザ流行状況
広島県感染症発生動向調査による令和5年第3週(1月16日から22日)の定点医療機関(115医療機関)からのインフルエンザの報告患者数が,広島市保健所管内で定点あたり13.95(患者数516人)となり,国立感染症研究所が示している注意報開始時基準値(定点あたり10)を上回りました。
今後さらに流行が拡大する可能性があるため,令和5年1月26日(木曜日)に「インフルエンザ注意報」が発令されました。流行の拡大防止のため,手洗い・咳エチケットなどの基本的な感染防止対策を心がけましょう。
広島県内のインフルエンザ流行状況(広島県感染症・疾病管理センターホームページ)
厚生労働省ホームページ「インフルエンザQ&A」
インフルエンザの予防・流行の拡大防止の注意点
インフルエンザは,予防できる病気です。次のことに注意してください。
1 外から帰ったときだけでなく,こまめに,流水と石けんで手洗いをしましょう。
2 睡眠をしっかりとり,偏食せずバランスの取れた食事を心がけ,体力をつけましょう。
3 咳エチケット※を守りましょう。
※「咳エチケット」とは
○咳・くしゃみがでたら,他の人にうつさないためにマスクを着用する。
マスクがない場合は,ハンカチやティッシュなどで口を覆い,周りからの人から顔をそむけて1メートル
以上離れる。
○鼻汁・痰など含むティッシュなどは,すぐに蓋付きのゴミ箱に捨てる。
4 室内は,加湿器など使って,適度な湿度(50~60%)を保ちましょう。
5 人の集まる場所への不必要な外出は避け,出かけるときは,不織布製マスクを着用しましょう。
6 症状などからインフルエンザが疑われる場合は,早めに医療機関を受診しましょう。
特に基礎疾患(腎臓疾患・心臓疾患・呼吸器疾患等)をお持ちの方や,妊婦,高齢者,乳幼児は,合併症を
起こしたり,重症化する恐れがある場合がありますので注意しましょう。
7 特に重症化する恐れのある方で,予防接種をまだ受けられていない場合は,早めに受けましょう。
(インフルエンザに罹りにくくなり,罹っても症状が重くなることを防ぐ効果があります。)
※65歳以上,15歳(中学校3年生)以下,特定の障害がある人のインフルエンザ予防接種の無料接種期間
は,令和5年1月31日で終了しました。 → 予防接種についてはこちら
※無料接種期間終了後の令和5年2月1日からは,全額自己負担で受けることができます。
接種料金等の詳細は,実施医療機関に直接お問い合わせください。