本文
今年で「平成30年7月豪雨」から4年を迎えます。三原市ではこの災害により、災害関連死を含め21名の尊い命が失われました。
犠牲になられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
本市では、この災害からの復旧を、市政の最優先課題と位置づけ、これまで鋭意取り組んでまいりました。道路や河川、農地等の復旧工事につきましては、全体の9割以上が完了しましたが、残る箇所につきましても速やかに工事を進め、令和5年3月末の完了に向けて、引き続き取り組んでまいります。
また、災害時に支援が必要な高齢者などの方々が、安全に避難できる体制づくりについて、各地域で防災に関わる団体や福祉に携わる機関が連携し、個別避難計画を作成する取組も進めています。
近年、毎年のように全国各地で大雨などによる災害が発生しています。 こうした災害から命を守るためには、
・自分が普段、生活している場所では、どのような災害が想定されているかをハザードマップで確認しておくこと
・危険が迫る前に、どこに避難するかをあらかじめ決めておくこと
・市役所が発令する避難情報の入手方法について確認しておくこと
など、災害から「命を守る行動」が大変重要です。
今後も、「平成30年7月豪雨」の教訓を風化させることなく「安心して快適・安全に住み続けられるまちづくり」をめざし、防災・減災に全力で取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
令和4年7月6日
三原市長 岡田 吉弘