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三原市では、3年前の「平成30年7月豪雨」により、災害関連死を含め21名の尊い命が失われました。
犠牲になられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
本市では、この災害からの復旧を、市政の最優先課題と位置づけ、災害復旧推進室を立ち上げ、鋭意取り組んでまいりました。
道路、河川、農地等の復旧工事につきましては、全体の約7割が完了し、残る3割につきましても、一日も早い完了に向け、引き続き、取り組んでまいります。
併せて、ソフト面の対策としては、本年5月に、災害発生時に市民の避難を促す仕組みを官民で考える、市民避難行動促進「三原スタイル」構築連携協議会を設立し、企業や団体のアイデアやノウハウを取り入れた「避難行動促進システム」の構築をめざしております。
また、避難所につきましては、市民の皆様に安心してご利用いただけるよう、新型コロナウイルス感染防止対策も含め、しっかり準備しております。
市民の皆様には、今一度、ハザードマップや避難情報の入手手段について確認していただき、危険が迫る前に、お一人お一人が「命を守る行動」をとってください。
本市では、災害での経験を生かし、引き続き、「安心して快適・安全に住み続けられるまちづくり」をより一層推進するため、全力で取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
令和3年7月6日
三原市長 岡田 吉弘