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三原市下水道事業

記事ID:0110281 更新日:2020年4月1日更新

下水道の役割(公共下水道、農業集落排水、漁業集落排水、小型浄化槽)

1.川や海を汚染から守ります

 家庭や事業所の汚れた水がそのまま川や海に流されることがなくなるので、自然の美しさを守れます。

2.生活環境を改善します

 家のまわりに汚れた水がたまりにくくなるので、悪臭や蚊・ハエの発生を防ぎ、伝染病の予防に役立ちます。                                                     

3.水洗トイレが使用できます

 浄化槽がなくてもトイレが水洗化できるため、衛生的で快適な暮らしができます。

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公共下水道

 公共下水道は、市街地の下水(雨水と汚水)を収集排除する施設です。汚水処理には、市町村独自の終末処理場で処理し、河川や海域などに放流する公共下水道と、流域下水道につないで処理する流域関連公共下水道があります。

■流域関連公共下水道で汚水処理をする区域

    ・三原地域、本郷地域

■三原市の終末処理場で汚水処理をする区域

    ・大和町和木

 

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<下水処理場>

下水処理場では、バクテリアなどの微生物が下水の汚れを食べることを利用して、下水をきれいに処理します。きれいに処理された下水は、河川や海などに放流されて自然の水循環に戻っていきます。

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・沈砂池

 処理場に運ばれた下水は、まず、沈砂池と呼ばれる池に入り、下水に含まれている大きなごみや砂は、ここで取り除かれます。

・最初沈殿池

 大きなごみや砂を取り除かれた下水は、最初沈殿池に入ります。この池をゆっくりと流れていく間に、沈砂池では沈まなかった小さなごみや砂は底に沈んで取り除かれます。

・反応タンク

 最初沈殿池を通った下水は、反応タンクに入ります。反応タンクでは、バクテリアや原生動物のような微生物の集まり(これを「活性汚泥」という)を下水に混ぜて、空気を吹き込みます。活性汚泥は、下水に溶けた空気を呼吸しながら水の汚れを食べ、増殖し、水はきれいになっていきます。

・最終沈殿池

 反応タンクで増殖した活性汚泥は、この最終沈殿池で沈み、取り除かれ、下水はきれいになります。

・高度処理

 きれいな水を守るため、水の汚れとなる有機物や窒素・リンをさらに取り除く処理を行う場合があります。

・消毒施設

 最後に、最終沈殿池の上澄み水を消毒してから、きれいになった下水処理水として河川や海に放流されるのです。

・汚泥処理施設

 最初沈殿池、最終沈殿池で底に沈殿したもの(汚泥)は、汚泥処理施設へ送られ、有効利用されています。

農業集落排水施設

 農業集落におけるし尿、生活雑排水などの汚水等を処理する施設の整備により、農業用排水の水質の汚濁を防止し、農村地域の健全な水循環に役立てるとともに、農村の基礎的な生活環境の向上を図ります。また、処理水の農業用水への再利用や汚泥の農地還元を行うことにより、農業の特質を生かした環境への負荷の少ない循環型社会の構築に貢献します。

■処理区域 ・三原市大和町下徳良・上徳良

      ・三原市大和町萩原

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漁業集落排水施設

 漁業集落の生活環境の向上や、漁港・河川等の水質保全を目的として、し尿や生活雑排水を処理するための処理施設を整備する漁村の下水道です。

■処理区域 ・三原市幸崎能地四丁目(一部区域外有)

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小型浄化槽施設

 生活排水による公共用水域の水質汚濁を防止し,生活環境の保全及び公衆衛生の向上を貢献することを目的として,みなし浄化槽または汲み取り便所からの転換し三原市で整備する事業です。

■処理区域 ・三原市大和町 (下徳良・和木・萩原を除く)地域

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