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緊急地震速報の発表基準が変わります

記事ID:0153195 更新日:2023年1月25日更新
 これまで、気象庁が、「震度5弱以上を予想した場合」に緊急地震速報を発表していましたが、令和5年2月1日から、「長周期地震動階級3以上を予想した場合」にも、緊急地震速報を発表します。

緊急地震速報の発表基準

【変更前】 震度5弱以上を予想した場合
【変更後】 震度5弱以上を予想した場合または長周期地震動階級3・階級4を予想した場合

長周期地震動とは

 規模の大きな地震で生じる、周期(揺れが1往復するのにかかる時間)が長い、ゆっくりとした大きな揺れのことを長周期地震動といいます。
 およそ14階建て以上の高いビルは、長周期の波と共振しやすく、長周期地震動により、大きく長時間揺れることがあります。また、長周期地震動は、遠くまで伝わりやすい性質があり、地震が発生した場所から数百キロメートル離れたところでも、高層ビルが大きく長く揺れることがあります。
 長周期地震動の揺れにより、家具類が倒れたり移動したりし、大きな被害が発生する危険があります。


 このような、長周期地震動により、被害が発生する場合にも「緊急地震速報」を発表するよう、令和5年2月1日から、予想される長周期地震動階級を緊急地震速報の発表基準に追加します。

長周期地震動階級

 長周期地震動による揺れの大きさは、震度では分からないため、「長周期地震動階級」という目安で表します。
長周期地震動階級

緊急地震速報を見聞きしたら

 緊急地震速報を見聞きしたら、周囲の状況に応じて、あわてず、身の安全を確保しましょう。

家の中では・・・
 ・頭を保護し、丈夫な机の下など、安全な場所に避難する
 ・あわてて外へ飛び出さない
 ・無理に火を消そうとしない
屋外では・・・
 ・ブロック塀の倒壊に注意
 ・看板や割れたガラスの落下に注意
エレベーターでは・・・
 ・最寄りの階に停止させ、すぐにおりる
鉄道やバスでは・・・
 ・つり革、手すりにしっかりつかまる
自動車の運転中は・・・
 ・急ブレーキはかけずゆるやかにスピードを落とす
 ・ハザードランプを点灯し、まわりの車に注意をうながす

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