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セアカゴケグモに気をつけましょう
セアカゴケグモに気をつけましょう
令和6年10月1日に本郷生涯学習センター付近(三原市本郷南6丁目)で特定外来生物に指定されている「セアカゴケグモ」が発見されました。
セアカゴケグモに咬まれると、激しい痛みを伴う局所の腫れ、めまい、嘔吐などの局所症状、血圧の上昇、呼吸困難などの全身症状が現れることがありますので、ご注意ください。
セアカゴケグモの特徴
- 原産地:オーストラリア
- 体長:メス約0.7~1.0cm程度、オス約0.4~0.5cm程度(足の長さは含まない)
- 生息場所:日当たりの良い暖かい場所で、地面や人工物の窪みや穴、裏側、隙間に営巣します。
(例:自動車、プランターの底、室外機の裏など) - 性質:メスは毒を持っていますが、基本的に大人しい種で、攻撃性はありません。
(オスは毒を持っていません)
見分け方
- メスは全体が光沢のある黒色で、大きな球状の腹部の背面に目立った赤色の縦条があります。
腹面は赤い砂時計状の模様があります。 - オスは腹部に赤い斑紋はありません。
腹部は灰白色で中央に縁取りのある白い斑紋があり、その両側に黒い斑紋が2列並びます。
もし見つけたら
- 発見した場合は、絶対に素手で触らないように注意して、駆除してください。
- 駆除するには、市販されている殺虫スプレーが効果的です。
また、靴で踏みつぶす・熱湯をかけるなど物理的な方法でも問題ありません。 - 駆除の方法等の詳細は、環境省のホームページに掲載のリーフレットで確認してください⇒特定外来生物セアカゴケグモ(環境省中国四国地方環境事務所作成)
もし咬まれたら
- 基本的に攻撃性のないクモなので、むやみに素手で触らない限りは咬まれる心配はありません。
- 万が一、咬まれてしまった場合は、咬まれた部位をすぐに水で洗って清潔にし、最寄りの病院を受診してください。その際にはセアカゴケグモに咬まれたことを伝えてください。可能な場合は,病院に咬まれたクモを駆除してお持ちください。適切な治療につながります。
- ほとんどが軽症ですが、重症化した場合には進行性の筋肉麻痺を生じる場合があります。
- 日本ではセアカゴケグモの毒で死亡した例はありません。