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10月の「COOL CHOICE(賢い選択)」
「COOL CHOICE(賢い選択)」はじめましょう!
知っていましたか?
これ以上温度が上がると,地球はもう回復できない傷を負う可能性があることを。
100年で,日本の平均気温は約1℃上がりました。
温暖化の大きな原因はCO2の排出。
環境に配慮していないモノ・コトを選ぶことで,家庭からのCO2排出量が増えてしまっていたのです。
10月のCOOL CHOICE!
~始めてみよう「エコ住宅チャレンジ」~
これから冬を迎え寒くなり,暖房使用等により家庭でのエネルギー消費は大きくなります。家庭での省エネ対策として,既存住宅の断熱リフォームや新築住宅のZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)化をし,脱炭素で快適,健康な生活を送ってみませんか。
<既存住宅の断熱リフォームの例>
(1)窓
効果の高い窓の断熱リフォーム。室内側の結露の防止,防音などにも効果があります。また,製品によって
は防犯性が向上します。
(2)床
冬の冷たさは足元から感じるものです。床下に断熱材や気流止めを施工することで,冷えや冷気の侵入を防
止できます。
(3)浴室
断熱タイプのユニットバスに交換することや窓や躯体施工することで暖かい浴室に生まれ変わります。ま
た,浴槽を保温材のついたユニットバスにすることで,湯温も下がりにくくなります。
(4)外壁
外壁に断熱材を施工して熱の侵入・流出を防ぎます。冷暖房効果が高まります。
(5)天井
天井裏に断熱材を敷き詰めることで,夏は天井からの火照りを抑え,冬は室内から熱が逃げていくのを防ぎ
冷暖房効果を高めます。
<新築住宅のZEH化の例>
ZEHとは,住宅の高断熱化,高効率設備の設置等による「省エネルギー」及び,太陽光パネルを設置することなどによる「創エネルギー」により,年間の住宅のエネルギー消費量が正味でゼロとなる住宅のことです。
(1)太陽光発電
太陽光パネルを屋根に設置すると,家の電力を賄うことができ,パネルによって直射日光が遮られ,断熱効 果も期待できます。
(2)高効率空調
小さなエネルギーで大きな冷房・暖房能力を引き出すことができる空調設備の設置。
(3)高効率照明
近年,省エネや住宅様式の多様化により,ワット数を抑えた灯りを分散させ,部屋の必要な箇所だけを照ら
す「多灯分散照明」という方式が採用されるようになっています。
(4)高効率給湯
従来型の給湯器より熱効率が高く,少ない燃料でたくさんのお湯を沸かすことができる省エネ給湯器は,家
計と環境にやさしい設計が特徴です。
(5)日射遮蔽
夏場に室内に侵入してくる熱の70%以上は窓ガラスからといわれています。外付けの日射遮蔽スクリーンは
外部で日射を遮蔽するので,内付けのカーテンやブラインド等よりも遮蔽効果が期待できます。
「COOL CHOICE(クール・チョイス)」ってなに?
地球に優しい省エネ・低炭素製品の購入や,環境に配慮した行動などを積極的に行う「賢い選択」のことです。
例えばエコカーを買う,エコ家電に替える,グリーン購入商品を購入するという「選択」。バスや電車を利用する,マイバッグを持参するなど低炭素社会に向けたライフスタイルの「選択」。
日常生活の中でのちょっとした気配りでできる地球に優しい選択が「COOL CHOICE」です。
地球温暖化対策は,「我慢」しなくてもできます。少しの工夫や視点を変えれば,「お得」で「快適」な生活につながります。
みなさんも一緒に「COOL CHOICE」に取り組んでみませんか。
三原市COOL CHOICE宣言
三原市は,環境省が中心となって進めている地球温暖化対策のための国民運動「COOL CHOICE」に賛同し,地球温暖化対策を推進するため,「三原市COOL CHOICE宣言」を平成30年6月に行いました。
COOL CHOICEな取り組み例
身近なところで実践可能な取り組みを紹介します。
○クールビズ・ウォームビズ
冷房時の室温28℃,暖房時の室温20℃に。
○省エネ機器への買換え
家庭の照明をLED照明に付け替えよう。
省エネ性能の高い家電製品に。
○エコドライブ
ふんわりアクセルを心がけよう。
○スマートムーブ
いつもの「車」での移動を,電車やバス,徒歩や自転車に変えてみよう。
○マイバッグ
お買い物にはマイバッグを持参しよう。
○マイボトル
お出かけにはマイボトルを持参しよう。
○残さず食べる
食べ物を大切にし,エネルギーを無駄にしない。
広島県でも,毎月第一土曜日を「ひろしま環境の日」と定め,みんなで取り組むエコ行動を広く呼びかけています。
環境省「COOL CHOICE」ホームページ
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html