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8月の「COOL CHOICE(賢い選択)」
「COOL CHOICE(賢い選択)」はじめましょう!
知っていましたか?
これ以上温度が上がると,地球はもう回復できない傷を負う可能性があることを。
100年で,日本の平均気温は約1℃上がりました。
温暖化の大きな原因はCO2の排出。
環境に配慮していないモノ・コトを選ぶことで,家庭からのCO2排出量が増えてしまっていたのです。
8月のCOOL CHOICE!
~食品ロスをなくそう~
「食品ロス」とは,本来食べられるにもかかわらず捨てられてしまう食べ物のことです。
日本における食品ロスは令和2年度で約522万tとなっており,国民1人あたり毎日茶碗1杯分を捨てている計算になります。また,食品ロスは,食料の生産や運搬,ごみ処理過程等で,温室効果ガスを過剰に発生させていることにもつながっています。
<食品ロス対策の取組の例>
(1)飲食店で食事をするとき
自身や家族で食べきれると思う量を注文し,どうしても食べきれない場合は,お店の方の説明を聞き,持ち
帰ることで食品ロスの削減に繋がる。
(2)買い物をするとき
買い物の前に冷蔵庫の中の在庫を確認したり,食べきれないほどの食材を買いすぎないないようにしましょ
う。また,商品棚の手前にある販売期限の迫った商品を積極的に選ぶ「てまえどり」に取り組みましょう。
(3)食品を保存するとき
食べきれなかった食品については,冷凍などの傷みにくい保存方法を検討しましょう。また,保存していた
食べ残しを忘れてしまわないように,冷蔵庫の中の配置方法を工夫しましょう。
(4)食べきれないとき
買いすぎて食べきれない場合や,贈答品が余ってしまう場合には,フードドライブなどへの寄付やお裾分け
を検討しましょう。
食品ロス削減に向けて,一人ひとりができる取組を実践していきましょう。
「COOL CHOICE(クール・チョイス)」ってなに?
地球に優しい省エネ・低炭素製品の購入や,環境に配慮した行動などを積極的に行う「賢い選択」のことです。
例えばエコカーを買う,エコ家電に替える,グリーン購入商品を購入するという「選択」。バスや電車を利用する,マイバッグを持参するなど低炭素社会に向けたライフスタイルの「選択」。
日常生活の中でのちょっとした気配りでできる地球に優しい選択が「COOL CHOICE」です。
地球温暖化対策は,「我慢」しなくてもできます。少しの工夫や視点を変えれば,「お得」で「快適」な生活につながります。
みなさんも一緒に「COOL CHOICE」に取り組んでみませんか。
三原市COOL CHOICE宣言
三原市は,環境省が中心となって進めている地球温暖化対策のための国民運動「COOL CHOICE」に賛同し,地球温暖化対策を推進するため,「三原市COOL CHOICE宣言」を平成30年6月に行いました。
COOL CHOICEな取り組み例
身近なところで実践可能な取り組みを紹介します。
○クールビズ・ウォームビズ
冷房時の室温28℃,暖房時の室温20℃に。
○省エネ機器への買換え
家庭の照明をLED照明に付け替えよう。
省エネ性能の高い家電製品に。
○エコドライブ
ふんわりアクセルを心がけよう。
○スマートムーブ
いつもの「車」での移動を,電車やバス,徒歩や自転車に変えてみよう。
○マイバッグ
お買い物にはマイバッグを持参しよう。
○マイボトル
お出かけにはマイボトルを持参しよう。
○残さず食べる
食べ物を大切にし,エネルギーを無駄にしない。
広島県でも,毎月第一土曜日を「ひろしま環境の日」と定め,みんなで取り組むエコ行動を広く呼びかけています。
環境省「COOL CHOICE」ホームページ
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html