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自立支援型地域ケア会議
高齢者の自分らしい暮らしを支援するために、自立支援型地域ケア会議を実施しています
自立支援とは ~自分らしく暮らし続けるために~
自立支援とは、できる限り自分の意志や力で生活できるようにサポートすることです。サポートをすることで、今までは「できなかったこと」「できなくなったこと」が再びできるようになり、さまざまなことに関して「意欲」や「活力」が出てくるでしょう。次の例をご参照ください。
例えば、膝が痛い三原さんの場合・・・
このたび、要支援1の認定を受けた三原さん。 近所のスーパーまで買い物に行くのが楽しみでしたが、膝の痛みのため出かけることが難しくなってきました。
そこで、担当のケアマネジャーさんと相談し、重い物を持って歩くのは膝に負担がかかるので、ヘルパーさんに買い物をお願いすることにしました。しかし、食事の準備は椅子に座りながら自分でできるよう台所の環境を整え、掃除も道具を工夫することで自分で続けるようにしました。そして、毎日病院で教えてもらった体操を行い、週に1回様子を見に来る息子さんと一緒に散歩を続けました。
半年後、三原さんは膝の痛みが軽くなり、自分で買い物に行けるようになりました。現在は、介護サービスを利用せず地域で行われている体操教室に参加し、近所のなじみの人と運動を楽しんでいます。
難しいところは介護サービスをうまく利用し、自分でできることは環境整備や工夫してしっかり続けることが、1年後、そしてその先も元気でいるためには必要です。いつまでも自分のしたい生活を送れるよう、ちょっとがんばってみませんか。
サービスケア会議では、動作や環境の工夫、体調管理の方法、地域活動の参加など、対象の方が今より元気になれる可能性がある方法を参加者全員で考えます。
「趣味の教室を続けたい」「料理をして家族に食べてもらいたい」など
いくつになっても「したい!!」という思いを、専門職が支援します。
これは介護保険サービスを利用されている方がいきいきと住み慣れた地域で暮らし続けることができるよう、その方の有する機能の維持・向上を重視したケアプラン(ケアマネジャーが作成する介護や福祉サービスの計画書)を作成するため、ケアマネジャーと理学療法士、作業療法士、薬剤師、生活支援コーディネーター、
主任ケアマネジャーなどの専門職が対象者のケアプランの検討を行うものです。
多くの専門職がそれぞれの視点でケアマジャーに助言を行うことで、利用者に合う「元気になるケアプラン」の作成が可能になります。
サービスケア会議とは
毎月1回開催しています。
参加する専門職
●市内にある地域リハビリテーションサポートセンターに所属する理学療法士・作業療法士
●三原薬剤師会の薬剤師
●三原市社会福祉協議会職員
●三原栄養士会 栄養士
●三原看護連絡会 訪問看護師
●高齢者相談センターに所属する主任ケアマネジャー、保健師、社会福祉士
●市高齢者福祉課の保健師 等
専門職の方へ
(医療・介護・福祉専門職以外の方の見学は受け付けておりません。ご了承ください。)
令和4年度 会議開催予定
日時 | 対象エリア・会場 |
---|---|
4月5日(水曜日) | 高齢者相談センターはーもにー(久井町) |
5月10日(水曜日) | 高齢者相談センターどりぃむ(中之町) |
6月7日(水曜日) | 高齢者相談センター三恵苑(市役所) |
7月5日(水曜日) | 高齢者相談センター三原市医師会(宮浦) |
8月2日(水曜日) | 高齢者相談センター大空(下北方) |
9月6日(水曜日) | 高齢者相談センターはーもにー(久井町) |
10月4日(水曜日) | 高齢者相談センターどりぃむ(中之町) |
11月1日(水曜日) | 高齢者相談センター三恵苑(市役所) |
12月6日(水曜日) | 高齢者相談センター三原市医師会(宮浦) |
1月10日(水曜日) | 高齢者相談センター大空(下北方) |
2月7日(水曜日) | 高齢者相談センターはーもにー(久井町) |
3月6日(水曜日) | 高齢者相談センターどりぃむ(中之町) |
※日程、場所は変更する場合があります。