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その咳、放っておかないで~9月24日から9月30日は、結核・呼吸器感染症予防週間です~

記事ID:0112342 更新日:2025年9月12日更新

結核・呼吸器感染症予防週間のお知らせ

 厚生労働省は、毎年9月24日から30日を結核・呼吸器感染症予防週間と定め、結核と呼吸器感染症の予防に関する普及啓発を行っています。

 結核は昔のものと思われがちですが、今でも日本国内で毎年約1万人が新たに発病しています。世界では100万人以上が命を落としています。
 また、今までに世界でパンデミックをおこした新型コロナウイルス感染症、MERS、新型インフルエンザ、SARSなどはすべて呼吸器感染症です。
 結核を含む呼吸器感染症は空気を通してひろがるため、世界的大流行を起こしやすいのです。私たち一人ひとりが正しい知識を身につけることが流行を防ぐために大切です。

 

結核ってどんな病気?

 結核は、結核菌によって主に肺に炎症が起こる感染症です。
 咳やみのしぶきに含まれる菌を吸い込むことで感染します(空気感染)。
 最初は風邪に似た症状で始まります。次に当てはまる場合は早めに受診しましょう。

  ・2週間以上続く咳、微熱、だるさ
  ・体重減少
  ・食欲不振
  ・寝汗など
  

高齢者の方は特に注意を!

 免疫力の低下により、以前感染した結核菌が再び活動し、発症することがあります。
 結核の症状(長引く咳、微熱、体のだるさ)には特徴的なものがなく、早期には目立たないため、気付かないうちに進行してしまうことがあります。そのため、毎年の健診が大切になってきます。

 

健診で早期発見を!

・三原市では、65歳以上の方を対象に肺がん検診と併せて結核健診を実施しています。
・自己負担金は200円(70歳以上の方、生活保護世帯の方、非課税世帯の方は無料)で、毎年6~3月に受診できます。
 三原市健康診査についてはこちら

 健診を受けることで、自分自身だけでなく、家族や周囲の人を守ることにもつながります。

 

治療すれば治る病気です

 結核と診断された場合、6~9か月間の治療が必要です。医師の指示通りに薬を飲めば治りますが、途中でやめると薬が効かない菌になることがあります。
 結核の治療費用は、届出をすることで公費負担が受けられます。治療を含めた結核に関するご心配については、広島県東部保健所にご相談ください。
(相談先)広島県東部保健所 保健課保健対策係
     電話 0848-25-4640(ダイヤルイン)

 

呼吸器感染症の予防も大切です

 結核以外にも、新型コロナウイルスやインフルエンザ、RSウイルスなど、呼吸器に影響を与える感染症があります。これらの感染症を防ぐためには、次のような基本的な対策が有効です。

  ・マスクの着用
  ・咳エチケット(咳やくしゃみをするときは口を覆う)
  ・手洗いの徹底
  ・こまめな換気
  ・体調が悪いときは無理せず休む

 基本的な感染予防方法(厚生労働省)

 

 

結核・呼吸器感染症に関する情報

広報誌「厚生労働」みんなで知ろう!からだのこと 第2回結核・呼吸器感染症ってなぁに?(厚生労働省ホームページ)

厚生労働省ホームページ

公益財団法人結核予防会ホームページ

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