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国際交流/交流都市の紹介

記事ID:0066026 更新日:2018年12月14日更新

「世界へはばたく瀬戸内元気都市」をめざして

 三原市では,長期総合計画「みはら元気創造プラン」において,本市を「世界へはばたく瀬戸内元気都市」として位置づけ,外国人との身近な交流をはじめ,海外との交流が深まることを,市のめざす姿としています。
 また,本市は,空港がある街としても,その特長を生かしたまちづくりが必要と考えています。さらに,現在,市の外国人住民人口は全体の約2、1%,約2,000人と年々増加傾向にあり,同じ市民として共に生活する「多文化共生」のまちづくりも重要であると考えています。
 このため,海外都市とつながりをもつことで,市民が外国人と触れあうきっかけをつくり,異なる文化や生活様式を持つ人々との理解を深めるよう推進しています。
 これらの取組により,インバウンド観光や教育連携,経済活動の発展など市の活性化を図るとともに,相互理解を促進することで,外国人も地域の構成員として共存する地域づくりを進め,だれもが住みやすいまちづくりを目指しています。

海外交流都市紹介

ニュージーランド パーマストン・ノース市

 本市とパーマストン・ノース市は,平成15年にトライアスロンさぎしま大会に同市の選手を招待したことをきっかけとして,市民同士の交流から始まりました。
 10年以上にわたる民間交流があること,また,パーマストン・ノース市の人口規模や大学,空港があることなど都市機能が似ている点が多く,様々な交流が期待できることから,両市長の相互訪問により,本格的な交流がスタートしました。

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パーマストン・ノース市とは・・・

☆パーマストン・ノース市は,ニュージーランド北島の南部,マナワツ地方の中心都市で,一帯はマナワツ川州域に広がる肥沃な平野となっており,古くから酪農の盛んな都市として栄えてきました。
 近年,豊かな自然環境を活かした風力発電にも力を入れています。

▼市の中心部にある「ザ・スクエア」     ▼風力発電施設         ▼ラグビー博物館 

 (市のシンボルである時計塔がある広場)             

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☆パーマストン・ノース市には,1927年に農業大学として創設されたマッセイ大学があり,現在は,総合大学となっていますが,今でも農業関係の研究で有名な大学です。そのほかにも国立の研究機関があり,パーマストン・ノース市は,ニュージーランドの基幹産業である農業,酪農業の研究基地のひとつとして機能しています。

☆市の中心部から数キロ圏内に国際空港があり,鉄道や長距離バスの公共交通機関も運行されており,国内唯一のラグビー博物館があります。

☆パーマストン・ノース市は小さな町の可愛らしさと,洗練された都会の良いところが混ざりあった都市で,中心部では飲食店や様々なイベント,またウォーキングやサイクリングを楽むことができます。

交流の始まり・・・

☆交流のきっかけとなったのは,「トライアスロンさぎしま大会」でした。
 2003年ニュージーランドで開催された大会で,広島から出場していたトライアスロン選手が,強豪サイモン・ブリテン選手に出会い,偶然にも,同年6月にサイモン選手が英語教師として広島に赴任されました。
 その時からサイモン選手と広島のトライアスロンの仲間達との親密な交流が始まりました。
 そして,サイモン選手は,同年8月に行われる「トライアスロンさぎしま大会」に,招待選手として出場することが決まりましたが,大会直前,体調不良を訴え,急きょ出場を断念しました。その後,ニュージーランドに帰国し,治療に専念しましたが,家族の手厚い看護のかいもなく,2004年3月に肺がんのため亡くなられました。
 その後,サイモン選手の両親は,息子が広島の仲間から愛され,「トライアスロンさぎしま大会」関係者から,「来年は,必ず大会に戻って来てくれ。」と,ゼッケンを手渡していたことを知らされました。
 そこで,父親のバリー・ブリテンさんは,2005年の「トライアスロンさぎしま大会」に,サイモン選手の兄マークさんと共に出場を決意しました。
 息子がつけるはずだったゼッケンを,自分のゼッケンの下に縫い付けて出場し,島民への感謝を込め,多くの人々の温かい応援を受けながら,見事に感動的な完走を果たしたのです。
 このことが,さらなる感動を生み,広島ニュージーランド友好協会の支援もあり,佐木島を中心に交流が始まりました。

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三原市長がパーマストン・ノース市を訪問

 2016年11月に三原市訪問団(三原市長,三原市議会議長他6名)が,パーマストン・ノース市を訪れました。
 現地では,市役所のほか3つの教育機関等を訪問し,今後の交流事業の可能性について,話し合いました。
 両市長の意見交換では,今後交流を検討する分野として,「スポーツおよび文化的交流」,「国際的な教育の連携」,「危機管理対策」について取組を進めることとなりました。
 意見交換で提案された,今後の取組については,「協議録」として両市長がサインし,両市の交流の継続について確認しました。

      ▼パーマストン・ノース市庁舎                   ▼三原市長のプレゼン

      市庁舎     市長

      ▼握手を交わす両市長                       ▼セントピーターズカレッジの日本語教室

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パーマストン・ノース市長来訪

 2017年7月に,パーマストン・ノース市訪問団(グラント・スミス市長他3名)が本市を来訪されました。
 これは,前年11月にパーマストン・ノース市を本市訪問団が訪れた際,「瀬戸内三原築城450年事業」の期間中に,三原市を訪れてほしいとの市長の思いで招待したものです。
 今回の来訪では,今後の具体的な取組の推進について,両市の「教育」,「文化・スポーツ」,「危機管理」,「経済」などの交流内容を検討するとともに,新たな国際交流機会の創出や友好都市提携の実現に向け連携することに合意しました。

      ▼交流内容に関する協議                         ▼歓迎レセプション

      ポポロ     レセプション

      ▼やっさ踊りによるおもてなし

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鷺浦小学校でスカイプ交流開始

 2017年7月から,パーマストン・ノース市のテラスエンドスクール(中等学校)と鷺浦小学校がスカイプ交流を開始しました。
 同市は時差が少ないことから,生徒同士がスカイプを活用し,直接会話をすることができます。
 同年7月24日には,パーマストン・ノース市のグラント・スミス市長をはじめとする訪問団が鷺浦小学校を訪問し,両校の生徒と一緒にスカイプ交流を体験しました。

            ▼スカイプ交流の様子 

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ホームステイで広まる交流の輪

 2018年7月,パーマストン・ノース市にあるセント・ピーターズ・カレッジ(高校)の生徒が,日本の歴史や文化を学ぶために来日し,三原市では,市内の家庭でホームステイを目的に来訪しました。
 生徒たちが日本に到着したちょうどその日,7月豪雨災害に見舞われ,市内の様々な場所で予定していた交流や視察は,すべて中止となりました。
 災害による断水の影響などにより,ホームステイを受け入れることができなくなった家庭に代わり,急きょ,久井地域で全員を受け入れていただくこととなりました。
 生徒たちは,各家庭で,日本語での会話や生活を通じて日本文化をまなぶなど,すばらしい体験をすることができました。
 また,久井地域の住民やボランティアの人たちが協力し,地元の子どもたちとの交流会を開催し,けん玉や鬼ごっこなどで交流しました。

▼けん玉を習う子どもたち                      ▼三原だるまの面相書きを体験

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