ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 組織でさがす > 消防本部 > 消防本部 > BBQは、ルールを守って楽しみましょう

本文

BBQは、ルールを守って楽しみましょう

記事ID:0161190 更新日:2024年8月5日更新

BBQは、ルールを守って楽しみましょう

着火剤等の継ぎ足しによる火災

アウトドアを楽しむには絶好の季節になり、キャンプ場などでバーベキューをされる方も多いのではないでしょう

か。

毎年この時期には、全国でバーベキューに起因する火災が多発しています。炭などに着火したが「火力が弱い」や

「早く調理したい」などの理由から、火力を強めるためにゼリー状の着火剤を継ぎ足したことで、火がついた着火

剤が飛び散って衣服に燃え移り負傷する事故や、消毒用アルコールを投入したことで一気に燃え広がって死傷者が

発生した事故も起きています。

ゼリー状の着火剤の成分はメチルアルコールなど揮発性・燃焼性が高いものが多く、火をつけた際の特徴として

白い炎であることから晴天時は炎が見えにくいため、着ているものに燃え移る危険性があります。

火勢が衰えても、火の付いた炭に、消毒用アルコールや着火剤を継ぎ足す行為は絶対にしてはいけません!

後付け時の火災について

バーベキュー時の火災は着火時だけなく、バーベキュー終了後の後片づけ時にも発生しています。使用済みの木炭

に水をかけ消火したつもりで捨てたが、水は木炭の表面にしか浸透しておらず、ゴミ箱の中で再び着火して火事に

なることがあります。
  
消火時には水蒸気で火傷をしないように、バケツの水に少しずつ炭を移し、内部に水が浸透するまで待ちましょ

う。大きな炭を割ってみて、完全に熱気がなくなれば大丈夫です。​

消毒用アルコールの安全な取扱いについて

2023年6月には、福岡県でバーベキューの火に消毒用アルコールを吹付け1名の死者を出す事故が発生してい

ます。

感染防止を行いながらバーベキューをする時は、次のことに注意してください。

1 消毒用アルコールは、火気の近くで使用しない。

2 消毒用アルコール容器は、直射日光が当たる場所や高温となる場所に置かない。

3 消毒用アルコールの詰め替えは、換気の良い場所で行いましょう。

4 密閉した室内での、大量の消毒用アルコールの噴霧は避けましょう。

1

 

アルコールは、火気厳禁です!!

コンロ等、火気の近くに置かないようにしましょう。

詰め替えを行う場所は、換気を行いましょう!!

消毒用アルコールの詰替えを行うときに可燃性蒸気が発生するおそれがあり、この可燃性蒸気は空気より重く、低

所に滞留しやすい性質があります。

消毒用アルコールの詰替えを行う場所は、通気性の良い場所や常時換気が行える場所を選び、可燃性蒸気を滞留さ

せないようにしましょう。

高温になる場所に保管しないようにしましょう!!

消毒用アルコールを直射日光の当たる場所等、高温になる場所に保管すると、熱せられることで、可燃性蒸気が発

生します。

保管場所は、直射日光が当たる場所等、高温になる場所を避けましょう。

熱中症予防をしましょう!!

暑い日が続いてますので、水分補給等の熱中症対策をしっかり行いましょう。

制限のない夏休みを楽しむためには、ルールや予防を十分確認して、過ごしましょう!!

2


チャットボット