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BBQは、ルールを守って楽しみましょう
BBQは、ルールを守って楽しみましょう
着火剤等の継ぎ足しによる火災
アウトドアを楽しむには絶好の季節になり、キャンプ場などでバーベキューをされる方も多いのではないでしょう
か。
毎年この時期には、全国でバーベキューに起因する火災が多発しています。炭などに着火したが「火力が弱い」や
「早く調理したい」などの理由から、火力を強めるためにゼリー状の着火剤を継ぎ足したことで、火がついた着火
剤が飛び散って衣服に燃え移り負傷する事故や、消毒用アルコールを投入したことで一気に燃え広がって死傷者が
発生した事故も起きています。
ゼリー状の着火剤の成分はメチルアルコールなど揮発性・燃焼性が高いものが多く、火をつけた際の特徴として青
白い炎であることから晴天時は炎が見えにくいため、着ているものに燃え移る危険性があります。
火勢が衰えても、火の付いた炭に、消毒用アルコールや着火剤を継ぎ足す行為は絶対にしてはいけません!
後付け時の火災について
バーベキュー時の火災は着火時だけなく、バーベキュー終了後の後片づけ時にも発生しています。使用済みの木炭
に水をかけ消火したつもりで捨てたが、水は木炭の表面にしか浸透しておらず、ゴミ箱の中で再び着火して火事に
なることがあります。
消火時には水蒸気で火傷をしないように、バケツの水に少しずつ炭を移し、内部に水が浸透するまで待ちましょ
う。大きな炭を割ってみて、完全に熱気がなくなれば大丈夫です。
消毒用アルコールの安全な取扱いについて
2023年6月には、福岡県でバーベキューの火に消毒用アルコールを吹付け1名の死者を出す事故が発生してい
ます。
感染防止を行いながらバーベキューをする時は、次のことに注意してください。
1 消毒用アルコールは、火気の近くで使用しない。
2 消毒用アルコール容器は、直射日光が当たる場所や高温となる場所に置かない。
3 消毒用アルコールの詰め替えは、換気の良い場所で行いましょう。
4 密閉した室内での、大量の消毒用アルコールの噴霧は避けましょう。
アルコールは、火気厳禁です!!
コンロ等、火気の近くに置かないようにしましょう。
詰め替えを行う場所は、換気を行いましょう!!
消毒用アルコールの詰替えを行うときに可燃性蒸気が発生するおそれがあり、この可燃性蒸気は空気より重く、低
所に滞留しやすい性質があります。
消毒用アルコールの詰替えを行う場所は、通気性の良い場所や常時換気が行える場所を選び、可燃性蒸気を滞留さ
せないようにしましょう。
高温になる場所に保管しないようにしましょう!!
消毒用アルコールを直射日光の当たる場所等、高温になる場所に保管すると、熱せられることで、可燃性蒸気が発
生します。
保管場所は、直射日光が当たる場所等、高温になる場所を避けましょう。
熱中症予防をしましょう!!
暑い日が続いてますので、水分補給等の熱中症対策をしっかり行いましょう。
制限のない夏休みを楽しむためには、ルールや予防を十分確認して、過ごしましょう!!