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火災に遭遇した時の避難方法を確認しよう!

記事ID:0154972 更新日:2024年2月14日更新

火災に遭遇したときの避難方法を確認しよう!!

管内で火災による死亡事案が発生しています。

火災で亡くなる原因で最も多いのが「逃げ遅れ」です。

外出先で火災に遭遇したときは、服装や荷物にこだわらず、できるだけ早く避難を開始しましょう。

煙の怖さ

火災で一番怖いのは煙です

煙の中では姿勢を低くして逃げましょう。

また、ホテル、旅館などの不慣れな場所で火災に遭遇すると避難に時間がかかります。

事前に避難経路を確認しましょう。

煙は、火災の初期から大量に発生します。煙の怖さをよく知りましょう。

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煙の進む速さは

火災が大きくなってくると煙が強く熱せられます。熱せられた煙は、毎秒3~5mで勢いよく上昇します。

また、横への広がりは、毎秒0.5~1mです。

煙には、一酸化炭素や塩素ガスなどの有毒ガスが含まれているため、中毒死することがあります。

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有毒ガスってどんなもの?

建築材料や布団などの可燃物は、火災の熱によって熱分解し、空気中の酸素などと反応してさまざまなガスが発生

します。

このようなガスは、吸い込むことによって死に至ったり、身体がマヒして行動不能を招く種類のものもあり、大変

危険です。また、有毒ガスは目に見えないため煙より危険が大きいのです。

火災の際は、多くの人がこのガスを吸い込むことによって死亡します。

【重要】火災からの避難8つのポイント

どのような場所で火災に遭遇してもこの8つのポイントが重要です。

1 天井に火が燃え移ったときが避難の目安。

2 避難はお年寄り・こども・病人・障がい者を優先。

3 服装や持ち物にこだわらず、できるだけ早く避難する。

4 ちゅうちょは禁物。炎の中は一気に走り抜ける。頭から水をかぶり、濡れたシーツでからだ全体をおおい走り

 抜けるのも効果的です。

5 煙の中を逃げるときは、できるだけ姿勢を低くして、濡れたタオルで口と鼻をおおい、床をはうように脱出

 (階段も同じ)。室内なら壁づたいに脱出。

6 いったん逃げ出したら、再び中には戻らない。

7 逃げ遅れた人がいるときは、近くの消防隊にすぐ知らせる。

8    避難するときにエレベーターを使用しない。

住宅火災での避難方法 

1 2階から降りられない場合は、雨どいを伝ったり、シーツやカーテンをつないでロープの代用にして避難しま

 しょう。

2 やむなく2階から飛び降りる場合は、布団やマットレスなどのクッションになるものをまず落としてからにし

 てください。 

共同住宅での避難方法

1 窓や玄関を閉めて、玄関から脱出し階段を使用して避難する。

2 玄関から脱出できない場合は、ベランダ・バルコニーへ避難し、障壁パネルを破り避難はしごを使用して避難す

 る。(建物によっては、避難はしごがない場合もあります。その際は、障壁パネルを破壊した住戸の玄関から避 

 難する。)

ビルでの避難方法

1 自室から出火したら窓やドアを閉めて、他へ類焼しないようにして避難する。

2 上の階からの出火は階段を使ってあわてず下へ避難する。

3 下の階から出火したらすぐ外階段で避難する。もし下に避難できなければ、屋上の風上側で救助を待つ。

地下街での避難方法

1 パニックに巻き込まれないように落ち着いてください。

2 壁側に身を寄せて煙からすばやく逃げる。

3 避難口は60mごとにあるので、あわてずに避難する。

4 係員の指示に従う。

着衣着火した場合の対処方法

「ストップ、ドロップ アンド ロール」(止まり,倒れて転がる)で消火する。

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