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三原市役所の業務効率化に向けたChatGPTの試験利用を開始
ChatGPTは,入力内容に応じた回答,表やプログラムの作成,翻訳などをAIが行う機能を有したサービスです。個人情報の取り扱いや著作権等の権利の侵害が懸念されている一方で,定型業務や文書作成に大幅な効率化が期待できることから,市役所においてChatGPTを利用した場合の効果を検証するため一部の所属で試験利用します。
【効果検証を予定する主な事務】
- 会議録の要約(議会の会議など)
- 市民向け説明資料,よくある質問と回答の作成(ごみの出し方,消防関係など)
- 市民向け説明資料の翻訳(ごみの出し方など)
- Excel関数などの作成(土木維持補修の設計書作成などに活用)
- あいさつ文・回答文などの添削(箇条書きを指定した文字数の文章に変換する等)
【試験利用の概要】
- 試験利用の期間
令和5年5月9日(火曜日)~5月31日(水曜日) ※約3週間
- 実施方法
Web版(無料)をセキュリティに配慮しながら試験利用します。
※API版(有料)は今回利用しません。【主な配慮事項】
・個人情報や機密情報は入力禁止とする。
・入力データを残さない設定で利用する。
・実験用のアカウントを作成する。
・通常の業務パソコンとは別の実験用パソコンを用意する。 - その他
試験利用期間を経て,業務効率化の程度や効果的な利用場面や業務の検証を実施します。
検証を経て,利用の可否や利用方法,利用手順などを整理します。