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職員経験談 一般事務職2年目(子育て支援課) 大森さん(平成23年度)
大森 美穂
平成22年度入庁
子育て支援課
私は,三原生まれの三原育ちで,大学は関西方面へ行きました。広島県内での就職を考えた私は,大学3年生の頃から公務員試験を目指し,公務員予備校へ通いました。予備校では教養や専門試験の講義,論文や面接の指導などを受け,受験の際にはとても役に立ったと思います。公務員試験としては,国家公務員や他市の試験も受けましたが,最終的には三原市役所に合格することができました。他市の面接では多数の面接官(5~6人)の視線に必要以上に緊張してしまいましたが,三原市は面接官の方が2名でしたので,落ち着いて話すことができたことを覚えています。
採用後の配属先は子育て支援課の児童保育係で,保育所の入所受付が主な仕事になります。ちなみに保育所は,子どもを持っている方が誰でも入れるわけではなく,親の仕事や収入,保育所の空き状況などクリアすべき様々な要件があるので,一旦受け付けた後,入所できるかどうかを文書で通知することになります。希望どおりに入所できない場合などには苦情も受けることもありますが,上司の方のフォローもいただきながら,何とか納得してもらうよう頑張っています。
収入の状況などについては,税金の担当部署へ問い合わせることもありますが,そうした時は同期の職員を頼るようにしています。同期の職員とは普段から昼食を一緒に食べたり,たまには夜飲みにいったりもしていますので,困った時にはお互い助け合える人間関係が出来ています。 また私は市のバレーボールチームに入っていますし,職員労働組合の役員もしていますので,そうした人間関係に助けられることもあります。組織の中でスムーズに仕事をするためには,仕事以外の繋がりの部分も大切なのではないでしょうか。
仕事に慣れないうちは,窓口や電話にでるのも怖かったですが,2年目を迎えて,自分から積極的に市民の方へ接することができるようになりました。時には叱られたりして嫌な思いをすることもありますが,そうした気持ちを引き摺らないよう気分転換に気をつけています。好きなテレビ番組を見たり,土日には高校時代の友達と買い物に出かけたりすることでもストレスは解消できます。今は実家から通っており,親と一緒に暮らしていることも,大きな心の支えになっているのかもしれません。
児童保育係は,保育所との関わりも大きく,保育所の修繕や臨時保育士さんの手当,保育料の徴収など幅広い仕事があり,係員が仕事を分担し,担当業務をそれぞれが責任を持って行っています。受付を任されている私としては,毎日の市民の方々との触れ合いも楽しく,特に入所希望の方のお役に立てたときは,心からうれしく感じます。
事務職で入った以上,これからいろいろな課に変わる可能性もありますので,常にチャレンジ精神を持って仕事に取り組んでいきたいと思います。