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多重債務への注意喚起

記事ID:0002272 更新日:2015年5月26日更新

多重債務で困ったら・・・

本来,借りたお金は契約どおりに返済しなければなりません。しかし,・・・

  •  名義貸ししたが本人がいなくなった。
  •  連帯保証人になって借金を背負う事になった。
  •  勤めていた会社が倒産,減収によって返済計画が崩れてしまった。
  •  病気をして働けなくなったので,生活費をキャッシングしたら,高利率で元金が返せない。

などなど。
本人が予想もしていなかったきっかけで,債務が雪だるま式に膨れ上がり,多重債務に陥ることがあります。
なんとかしたい!このままでは,どんどん返済できない状態になる!

そんなときは債務整理が必要です。

債務整理とは,裁判所等で特別調停や自己破産などを行い,法律を使って借金の整理をすることです。

まず,本人にどれだけの借金残高があるか確認します。

 平成22年,出資法の上限金利が20%に引き下げられるまでの消費者金融の借入利率は,罰則が適用されない年利29.2%にちかいものが多く,返しても返しても利子を払うばかりで元本が減りませんでした。今までの返済金額を利息制限法に従った正当な利率※で計算し直してみます(長期に返済していれば,残高は半分になっていたり,完済されていたりします)。この残高と本人の家計状況を併せて考えて,どの債務整理がよいのかが決まります。
 ※利息制限法で定められた利息限度は15%~20%です。

債務整理で,もうひとつ有効なのは,取立てが止むことです。

裁判所へ申し立てをした時点で業者による取立ての行為は,できなくなります。取立てが止めば,本人の心の余裕もできるので,債権整理について前向きに取り組むこともできます。
解決しない借金問題はありません。
一刻も早く解決に向けての第一歩を踏み出すことが大切です。


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