覚えのない請求に関する注意喚起

悪質な「架空請求」が急増しています！電話で！　ハガキで！　メールで！

利用した覚えがないのに突然請求された

相談事例１

　有料サイト未納料の最終通告書が届いた。期限までに連絡し、支払うようにと書いてある。有料サイトを使った覚えはない。

対処方法

　何らかの名簿から住所や氏名を入手より無作為に請求してくる悪質業者からの請求と思われます。　

１．絶対払ってはダメ、無視すること
２．連絡するように書いてあってもけっして連絡をとらないこと
３．電話で請求を受けたら・・・
　「使っていないので支払いません」とはっきり拒否しすぐ電話を切りましょう。
　住所・氏名・勤務先などの個人情報は絶対に言わないようにしましょう。

債権譲渡を受けたというところから請求された

 相談事例２

「有料サイト運営会社から、サイト利用料金の債権譲渡を受けた」という請求ハガキが届いた。

対処方法

　無視してください。

有料サイト利用料は債権回収業者は回収できません。
　債権管理事業者が回収できるのは「特定金銭債権（金融機関等の貸し付け債権）」に限られており、有料サイト、ツーショットダイヤル、出会い系サイト等の利用料は該当しません。

自宅に回収に行くと書いてあるので不安なのですが

相談事例３

　有料サイト料の請求書を受け取った。使った覚えはないが、支払わなかったら自宅に回収に行くと書いてあるので、たいへん不安。

対処方法

　「自宅や勤務先へ回収に行く」など脅しともとれる表現がしてありますが、実際に事業者が回収に来たという事例は聞いていません。

無料ポイント分しか利用していないのに請求された

相談事例４

　「無料お試し」の広告を見て、出会い系サイトの無料ポイント分だけを利用したら後日請求された。

対処方法

　無料分しか利用していなければ支払う必要はありません。請求はがき・メールは無視、電話がかかってきたら「無料分しか使っていない」と、き然と支払いを拒否しましょう。

規約を読まずに利用したが、後で確認すると有料と書いてあった

相談事例５

　規約を読まずに無料サイトだと思って利用した。後日電話で料金を請求されたので、規約を見たら利用料が明示されていた。

対処方法

　規約にきっちりと料金が明示されていたのなら支払いは拒否できないと思われます。ただし、
(1)請求先は自分が利用したサイトからですか？（違う事業者からの不当な請求の可能性もあります）
(2)料金を支払う前に、お住まいの自治体等の無料弁護士等を利用して、本当に契約が成立し料金を支払う必要があるのか確認するようにして下さい。
自分が支払うべき請求なのか冷静に判断しましょう。