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町内会回覧や情報伝達の取組事例について紹介します
この調査において各住民組織から情報提供いただいた「町内会回覧や情報伝達において工夫している事例」について,紹介します。
1 町内会回覧で工夫している事例
(1)見やすさの向上
・表紙や一覧表、見出しをつけている
・各戸配布物や回覧物のそれぞれの枚数を記載している
・文字を大きくしている
・重要な箇所に蛍光ペンや下線を引いて、目立つようにしている
(2)重要情報の伝達
・文書の空いている部分に注意喚起文を書いている(ゴミ分別等)
・緊急性・重要性の高い順に並べている
・重要な情報はコピーし、各戸に配布している
・必要に応じて、臨時の回覧を回している
(3)回覧の円滑化
・回覧文書が早く回るよう、次の世帯に送付した日の記入欄を設けている
・回覧文書が早く回るよう、班の数を増やして、少ない世帯数で回るようにしている
・回覧順の用紙をつけている
(4)負担の軽減
・回覧内容を見て、重要でなければ2回分まとめて回覧している
(5)物品の活用
・防水のために、透明カバーをつけている
・散らばらないように、バインダー等に挟んで回している
(6)その他(安否確認)
・高齢者の安否確認も含めて行っている
・2~3日郵便受けに入ったままの場合、声をかけている
2 情報伝達で工夫している事例
(1)掲示板の活用
・回覧が済んだら、一週間くらい掲示板で掲示している
・ゴミステーションに掲示している
(2)電話やメール,町内放送などの活用
・緊急事項は、あらかじめ決められた順番で、電話で伝える
・重要事項は、前もってメールで知らせてから、回覧板を回すようにしている
・緊急な場合や町内会行事、防犯・防災などの連絡事項は、町内放送でも周知している
・LINE配信を活用している
(3)ホームページの活用
・町内会独自の内容などは、町内会ホームページで公開している
(4)たよりの発行など
・町内会たよりを発行している
・自治会の情報や会合で決まった議案なども一緒に回している
・地区行事の案内も一緒に回している