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減塩で健康寿命をのばそう
減塩で健康寿命をのばそう
子どもから大人まで毎日の生活を支える「食」について考え,できることから実践してみましょう!
減塩生活を始めてみませんか?
塩分のとりすぎは、高血圧や胃がんの発生と深くかかわっています。
みそ、しょうゆなどの調味料を使う習慣がある日本では、どうしても食塩をとりすぎる傾向があります。
また、外食や加工食品は一般的に味が濃いので、工夫して減塩に気をつけましょう。
減塩生活を実践することで、高血圧などの循環器疾患のリスクを下げることができます。
塩分をとりすぎないために
・塩味の薄い食事に慣れよう
・レモンなどの酸味や香辛料を上手に使おう
・しょう油,ソースは直接かけず,小皿にとってつけて食べよう
・塩分総量を抑えるため食べすぎないようにしよう
・干物や練り製品など塩辛い食品は控えよう
・めん類は汁を残そう
・だし割りしょう油を使ってみよう
・みそ汁は具をたっぷり入れよう
見直そう共食(きょうしょく)
「共食」とは,一人で食べるのではなく,家族や友人,職場の人や,地域の人など誰かと共に食事することです。
「共食」は「身体」と「心」を育ててくれます。
一緒に食べるといいこといっぱい
おいしく食べられる
家族や友人で一緒に食べると,一人で食べるより,一段とおいしく感じられます。
絆が深まる
食事を通してコミュニケーションをとることで,家族や友人との絆がより深まります。
食事のマナーが身につく
「いただきます」「ごちそうさま」の挨拶など,良い習慣や正しい知識を身につける機会になります。
嫌いな物も食べられる
好き嫌いなく食べるよう促すことができるので,苦手なものを食べられるようになります。
食文化が継承される
様々な世代と交流を持つことで,家族の味や,四季を感じる行事食を継承することができます。
協調性が育める
他の人の食の好みや,食べるスピードに合わせて食べることで,思いやりの心,協調性や社会性を養うことができま
す。