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麻しん(はしか)に注意しましょう
麻しん(はしか)に注意しましょう。
麻しんは、現在海外において流行がみられ、海外から帰国後に麻しんを発症した事例や、国内で接触した人の感染事例も増加してきています。
麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症で、非常に感染力が強い感染症です。
感染した場合、風邪のような症状が続いた後、高熱や発疹等の症状が現れ、免疫のない人が感染するとほぼ100%発症し、なかには重症化することがあります。
麻しんが疑われる症状が見られた場合は、次のことに留意して、速やかに医療機関に受診してください。
・必ず、受診前に医療機関に電話連絡をし、麻しんの疑いがあることを伝えたうえで、医療機関の指示に従って受診してください。
・受診の際には、マスクを着用し、公共交通機関の利用は控え、できるだけ他の人との接触を避けてください。
麻しんの予防には、ワクチン接種が有効です。
麻しんの症状など
・感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。
・肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1000人に1人の割合で肺炎を発症すると言われています。
・感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、感染力は非常に強いと言われています。
麻しんに関する最寄りの相談窓口
広島県東部保健所 保健課 代表番号 0848-25-2011
直通番号 0848-25-4640
※詳しい情報については、こちらをご覧ください。
・厚生労働省 麻しんについてのホームページ