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三原市名誉市民 新藤兼人

記事ID:0003366 更新日:2023年9月7日更新

新藤 兼人(しんどう かねと)

新藤兼人

平成15年3月4日顕彰

 明治45年生まれ、永年にわたり、我が国を代表するシナリオ作家として、数多くの名作を執筆するとともに、映画監督として幾多の名画を世に示すなど優れた創作活動を展開して今日に至っている。
 作品は、幾多の受賞によって日本映画の国際的評価を高め、国際文化交流にも大きく貢献している。また、独立プロという厳しい状況の中にあって、旺盛な創作意欲と粘り強さをもって、多数の名作を作成し、独立プロ運動全体をリードしてきている。後進の育成や関係団体の円滑な運営に尽力し、我が国映画界の向上発展に大きく寄与している。
 広島市出身の新藤氏は、三原市において「裸の島」や「かげろう」などの映画を製作しており、本市と深い関わりがある。
 平成24年5月、100歳で逝去される。

栄典事項
勲四等旭日小綬章、文化勲章
 
主な略歴
昭和25年 松竹を退社、独立プロ「近代映画協会」設立
昭和27年 映画「原爆の子」チェコスロバキア国際映画祭グランプリ、英国アカデミー国連賞
昭和34年 映画「らくがき黒板」を三原市で撮影
昭和35年 映画「裸の島」モスクワ国際映画祭グランプリ
昭和45年 映画「かげろう」芸術祭優秀賞
昭和47年 (社)シナリオ作家協会理事長(昭和56年まで)
平成11年 「いきたい」モスクワ国際映画祭グランプリ
平成12年 映画「三文役者」を佐木島で撮影
平成14年 文化勲章を受章

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