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三原市名誉市民 古川喬雄
古川 喬雄(ふるかわ たかお)
平成7年11月17日顕彰
大正2年生まれ、大和町出身、終戦直後、尾道市で食品製造業を興し、真空パックの研究を行い、昭和32年、国産初の真空包装機を誕生させる。昭和47年には世界一の高速高性能のロータリー真空包装機の開発に成功するなど、常に技術開発に意欲的に取り組んだ。古川製作所の製品は、海外でも高く評価され、日本産業界に大きく貢献している。
また旧大和町に対し多額の金員を寄付されており、幅広い活躍は郷土の誇りである。
平成14年12月、89歳で逝去される。
栄典事項 | |
広島県知事賞、黄綬褒章、通産大臣賞、勲四等瑞宝章 | |
主な略歴 | |
昭和27年 | 缶容器内防錆技術を開発 |
昭和32年 | 古川製作所創業(昭和37年株式会社化) |
昭和53年 | (社)日本包装機械工業会副会長就任 |
昭和56年 | 広島県知事賞受賞(発明功労) |
昭和57年 | 黄綬褒章受章(科学技術功労) |
昭和62年 | 通産大臣賞受賞(包装産業功労) |
昭和63年 | 勲四等瑞宝章受章(産業功労) |
平成 2年 | (社)日本包装機械工業会顧問就任 |