三原市の内陸部に位置する広島空港は、国際線も就航する中国地方最大の規模を誇る空港。広島の名産品が買えるみやげ物店や、本格的なグルメが楽しめるレストランなど、多彩なスポットにも注目です。

東京、北海道、沖縄といった国内の都市に加え、上海、台北、シンガポール、バンコクなどアジアの各都市とも路線を結ぶ広島空港。中四国地方の拠点空港として、毎日多くの人が利用しています。

空港ターミナルビルには、レストラン、カフェ、みやげ物店がズラリ。ランチにお好み焼や尾道ラーメンを味わって、おみやげにはもみじ饅頭や牡蠣製品……そんな広島ならではのお店めぐりも楽しいですね。

広々とした展望デッキは、飛行機の迫力満点の離着陸を見ることができる人気スポット。キッズコーナーやベビーケアルーム、さらにフライトシュミレータ（1回200円）も揃うので、ファミリーのおでかけスポットとしてもおすすめです。

広島空港から車で5分の場所に、わざわざ行きたくなる体験スポットを発見。"くりーむパン"が全国的に有名な八天堂（はってんどう）の施設で、自分だけのくりーむパン作りにチャレンジできます！

1933（昭和8）年に三原市港町で創業した八天堂。看板商品のくりーむパンは、今や全国にファンをもつヒット商品です。そんな八天堂の魅力がたっぷり詰まったスポットが、八天堂カフェリエです。

カフェリエとは「Cafe+Atelier＝カフェとアトリエの融合」を表したもの。カフェ、ショップ、工場、体験工房を一つにして、スイーツパンのおいしさ、楽しさを体感できる参加体験型の店舗で、工房でのパン作り体験では、自分だけのくりーむパンを作ることができます。

ほか、オリジナルメニューを展開するカフェや、限定商品も販売するショップもあり、また、隣接の広島みはら臨空工場では工場見学（おみやげ付きで1人500円）も実施。見て、作って、食べて、八天堂のパンの魅力にふれることができます。

広島空港から車で15分ほど走った場所にある果実の森公園は、広島県を代表する味覚狩りスポットです。広大な園内にさまざまな果物が栽培されているので、年間を通してフルーツ狩りが楽しめます。

フルーツ狩りがほぼ一年中楽しめる観光農園として、ファミリーを中心に人気を集めている果実の森公園。1～5月はイチゴ、初夏はさくらんぼやブルーベリー、夏は桃、さらに秋から冬にかけては、梨、ブドウ、リンゴと、季節ごとに旬のフルーツに出合えます。

フルーツ狩りのほかにもお楽しみはたくさん。約7000㎡もある芝生広場では、なだらかな斜面で芝滑りができるほか、広島空港の滑走路が見える南側のエリアで飛行機の離着陸を眺めることもできます。

園の受付があるゲートショップでは、ハトムギを使った商品など大和町の特産品も販売。果物加工館では、園でとれた新鮮な果物を使ったジェラートやジャムなどの販売も行っているので、お帰りの前にぜひのぞいてみてください。