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わたしの想い出23 神明市

記事ID:0002881 更新日:2014年4月1日更新
神明市
~ふれあいを呼ぶ伝統の市~ 
昭和43年の神明市のようす大だるまは今も名物になっています
▲昭和43年の神明市のようす▲大だるまは今も変わらず名物になっています
帯賀信義さん
帯賀 信義さん
(本町一丁目)
「最近は露店でもさまざまなお菓子が売られていて、楽しいですね」
 毎年2月、東町・館町・本町一帯を中心に三原神明市が開かれます。「お正月にもらったお年玉をためて、早く神明市が来ないかなぁと楽しみにしていました」と語るのは、本町在住の帯賀信義さん。コルクの玉を打って景品をもらう射的が好きだったという帯賀さん、子どもの遊び心は、いつの時代も変わらないようです。広場につくられていたお化け屋敷は、泣きながら出てくる子どももいるほど、本当に怖かった印象が残っているそうです。

 親せきなどを呼んで、一緒に見物に行く家もあり、金物や陶器、植木など種類豊富な品物が集められた市を楽しみました。

 「現在でも、神明市には孫につれられて毎年行きますよ。3日連続で出かけることもあります」と笑顔で語る帯賀さん。神明市は、物を売り買いする人々の交流のほか、家族の交流も育んでいます。「伝統的な行事が三原にもあるということを子どもたちに伝えたいですね。他市にないものが、市民の誇りとして受け継がれればよいと思います」と語ってくれました。

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