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企画展「知ってる!知らない!旧中央図書館」を開催
読書を楽しむ子どもたち(昭和50年代) |
【市重要文化財】紙本著色備後三原絵図(天保11〔1840〕年) |
会期
会期中無休・入場無料
場所
(三原市円一町二丁目1番1号)
内容
旧三原市立中央図書館(市内円一町二丁目)は、昭和53(1978)年に開館して以来、多くの市民の皆さんに親しまれ、愛された公共施設でした。読みたい本を探した、親子で絵本を楽しんだ、学生時代に友人と通ったなどなど、思い出される方も多いでしょう。
その旧中央図書館がもう一つ、資料の収蔵庫としての役割を持っていたことを知っていますか?
古い手紙や本をはじめ、江戸時代を中心に作られた大・小さまざまな絵図や地図も保管してきました。
本展では、皆さんに親しまれてきた旧中央図書館の歴史を、写真資料などで懐かしく振り返るとともに、保管してきた資料の中から大きな絵図や地図を中心にご紹介します。展示する絵図の大きさは、2メートルを超えるものもあります。
この機会にぜひ、私たちの町・みはらが所蔵する大切な資料をご覧ください。
また、旧中央図書館が保管してきた貴重資料についての講演会も開催します。
講演会についてはこちらから申込を受け付けています。
なお、担当学芸員による展示解説会は次のとおりです。(申込不要)
1回目:11月16日土曜日 11時から約30分
2回目:11月30日土曜日 11時から約30分
展示資料を紹介します
かつて人々は、故郷・日本・世界をどのような形だと考えていたのでしょうか。
絵図・地図を見て想像してみるのも楽しいかもしれません。
こちらに紹介した資料のほかに、江戸時代の世界地図、大正時代の鉄道路線地図なども展示します。
広嶋絵図 (ひろしまえず) 江戸時代中期 寸法(センチ) 164.0×147.0 |
備後国三原城絵図 (びんごのくにみはらじょうえず) 慶応年間(1865~1868) 市重要文化財 寸法(センチ)101.0×205.0 |
日本大絵図(にほんおおえず) 江戸時代中期 寸法(センチ)95.0×250.0 |
蘭学階梯(らんがくかいてい) 天明8(1788)年刊 日本で刊行された最初の蘭学入門書 アルファベットや英数字が記載されました |