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4年ぶり!三原神明市が開催されます
4年ぶり!三原神明市が開催されます
備後路に春の訪れを告げる「三原神明市」が4年ぶりに開催されます。
是非会場を訪れ、三原の春のにぎわいを楽しんでください。
なお、祭り会場にはゴミ捨て場がありません。
持ち帰り用の袋をご持参いただくなど、各自でゴミの持ち帰りにご協力ください。
日時:令和6年2月9日(金曜日)~11日(日曜日)9時00分~20時00分
場所:JR三原駅北側一帯
内容:神明大だるまの設置、だるま市・植木市をはじめとした各種露天商約500店舗、だるま行列など
三原駅前で「みはら神"麺"市」が開催されます
昨年、JR三原駅前で開催された「エキマエ神明市」が、今年は「みはら神"麺"市」として開催されます。
神明市とあわせてご来場ください。
日時:令和6年2月9日(金曜日)~2月11日(日曜日)11時00分~19時30分
場所:JR三原駅前噴水広場
内容:自慢の麺が大集合!(ラーメン・うどん・お好み焼き・焼きそば・パスタなど)
その他スイーツなどの出店やキッチンカー、物販、三原だるま面相描き体験も!
詳細につきましては三原観光協会(Tel:0848-67-5877)へお問い合わせください。
三原神明市とは
「神明祭」とは、伊勢神宮を祀る祭りのことを言います。
この信仰が全国にひろまったのは室町末期で、三原もその頃この地方の港町として栄えつつあり、当時九つの町組が寄り合って始めたのが祭りの起こりと言われています。往路には旧暦1月14日に、とんどをまき、神棚を飾り、伊勢神宮のお礼を受け。あちらこちらの店先に翁人形やだるまを飾りつけ、東町、館町一帯に多くの露店が立って、身動きならない程の人出で賑わいました。 三原城を築いた小早川隆景公はこの祭りを大切なものとし、瓶子一対を寄進し、近郷より繰り出す人出の模様を見てその年の景気を考量されたと言われています。
また、備後地域の春祭りのさきがけとして、その遺風は現在まで受け継がれています。
近年は「神明市」と呼ばれるようになり、全国から500軒を越える露店が軒を連ね、多くの人出で賑わいます。
「だるま市」
江戸時代の末頃から、神明市で縁起物として鉢巻きだるまが売られはじめ、別名「だるま市」とも言われるようになりました。神明市に集まった人々は家族の数だけだるまを買い求め、その背に一人ひとりの名前を書き入れ神棚に供え、一家円満、開運縁起物として珍重されてきました。
「植木市」
三原の神明祭は、古式をそのまま残した行事として近郷近在の人達が、われもわれもとお詣りする「賑やかしの市場祭」として独特の雰囲気をかもし出す面白さがあり、もとは農具、苗木、種子物などが売られたことにより植木市に発展したと思われ、参詣者の楽しみの一つとなっています。
「日本一の大だるま」
神明市のシンボルは、平成25年1月に新調された現在四代目となる大ダルマです。高さ3.9m、胴廻り(直径)2.9m、重さ約500kgで、鉄骨の骨組みに新聞紙やクラフト紙を貼り合わせて、樹脂塗装により色付されています。今では、神明市そのもののシンボルともいえるこの大ダルマですが、もともとは、東町四丁目町内会が、「だるまくじ」を販売する目印に、昭和25年頃から設置したのがはじまりといわれています。