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令和4年度にあたり,ご挨拶申しあげます。
市民の皆様におかれましては,教育行政にご理解・ご協力を賜り,厚くお礼申し上げます。
三原市教育委員会では,令和4年度の三原市学校教育の構想において,「志を抱きその実現に向けて考え,行動できる未来の創り手の育成」を教育基本理念として設定し,「すべての子どもが自ら考え行動する学びへ」をキーワードとしました。また,重点目標を「授業改善・指導体制の充実」「ICT機器の活用」「不登校支援・特別支援教育の充実」「校則・生徒指導のあり方の見直し」の4点掲げて,取組を進めます。
生涯学習・文化芸術につきましては,市民の皆様が生涯を通した学習活動に取り組めるとともに,心豊かに文化芸術を楽しむことができるよう努めます。
スポーツ振興につきましては,市民の皆様の主体的なスポーツ・レクリエーション活動が活発に行われるように努めます。
【学校教育の具体】
〇新しい時代に必要とされる資質・能力として,「学びに向かう力」の育成,「知識・技能」の習得,「思考力・判断力・表現力」を身に付けさせるため,授業改善・指導体制の確立・指導力の向上・学びの支援体制を充実させ,学力の向上に努めます。
〇よりよい地域社会を創るという目的を持ち,郷土を愛し,地域と連携・協働しながら,未来の三原市の創り手となる人材育成に努めます。
〇児童・生徒が自らICT活用の場面や方法を考え,選びながら,学びにつなげていくことができるよう,教職員の指導力向上や授業改善に努めます。
【生涯学習・文化芸術の具体】
〇「いつでも・どこでも・だれでも」自発的に学べ,その成果を活かせる生涯学習環境づくりを進めます。
〇多彩な文化芸術の鑑賞機会を提供するとともに,文化芸術の発表の機会を充実し,文化芸術の創造を進めます。
【スポーツ振興の具体】
〇市民の皆様が気軽にスポーツを楽しむことができる環境を整えるとともにスポーツ大会やスポーツイベント等に触れる機会の充実を図ります。
市民の皆様におかれましては,一層のご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。
令和4年4月
三原市教育委員会 教育長 計田 春樹