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市民ギャラリー企画展「三原の美術-近年の収蔵品から-特集展示 没70年 清水南山の知られざる技」を開催します

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年11月16日更新

市民ギャラリー企画展「三原の美術-近年の収蔵品から-特集展示 没70年 清水南山の知られざる技」

 三原市ゆかりの作家によって、これまでに多種多様な作品が生み出され、三原市内を散策すれば各所で作品に出会うことができます。
 本展覧会では、近年、本市が新たに収蔵した染色家・杉谷冨代、画家・秦森康屯、和田貢、加納達則、版画家・迫畑和生の作品および資料を紹介します。
 同時に、本年没70年を迎える本市出身の彫金家・清水南山が制作した帯留やベルト金具、彫金作品の下絵や学生時代のデッサンなど、昨年度、収蔵した作品や資料のなかから精選したものを公開します。南山の新たな一面をご覧いただける機会です。
 作家それぞれの個性あふれる世界をお楽しみください。

 チラシ 表面←クリックしたら拡大します。
 三原の美術-近年の収蔵品から- チラシ [PDFファイル/763KB]

会期

  平成30年11月10日(土曜日)~11月25日(日曜日) ※11月23日は休館
  9時~17時

会場

 三原市民ギャラリー ギャラリー1 (三原市城町一丁目2番1号 ペアシティ三原西館2階)

入場料

 無料

主催

 三原市・三原市教育委員会

関連行事

 ギャラリートーク
 解説  担当学芸員
 日時  平成30年11月10日(土曜日) 11時~11時30分
 会場  三原市民ギャラリー ギャラリー1

交通案内

 ・JR山陽新幹線・山陽本線 三原駅南口から徒歩3分
 ・国道185号 港湾ビル前交差点を北へ200m
 ※会場専用の駐車場はありません。お車でお越しの方は、近隣の駐車場(有料)をご利用ください。

作家について

清水 南山(しみず なんざん)(1875~1948)

 現在の幸崎能地に生まれる。本名・亀蔵。1891年東京美術学校(現在の東京藝術大学)に入学し、幕末から明治にかけて伝統的技法によって活躍した彫金家・加納夏雄、海野勝みん(おうへんの民)に学ぶ。1915年香川県立工芸学校を辞し、四国八十八カ所を巡礼した後、一年半をかけて法隆寺を中心に研究と写生に明け暮れ、念願の奈良古美術探求の生活を送る。1919年母校の東京美術学校教授に就任。1934年帝室技芸員となる。
  郷里では、1939年幸崎小学校校章、1947年幸崎中学校の校章を創案する。現在、幸崎の南山生家跡地には、記念碑と土蔵が保存されており、南山資料館(国の登録文化財)には、南山の作品をはじめ書簡や写真等が保存され、南山を顕彰している。  

杉谷 冨代(すぎたに とみよ)(1922~2012)

 現在の久井町に生まれる。日本水彩画会展、光風会展、日展に出品。1970年代からパリで銅版画を学ぶ。作品は主に染色による布絵や銅版画だが、のちに染色作品を使ったインスタレーションや木を染めた作品へと表現の幅を拡げる。2001年作品の多くを現在の安芸太田町(せせらぎ美術館)に寄贈する。広島市、三原市など県内の公的施設の壁画装飾を多く手がける。三原市久井保健福祉センターには壁画「大地の声」「大地の鼓動」「きのう.今日.明日」、三原リージョンプラザにはタペストリー「Contrepoint Mihara」、くい文化センター 高原ホールには緞帳「裸祭り」がある。

秦森 康屯(はたもり こうとん)(1923~1994)

 現在の小坂町に生まれる。本名・晃。1956年関西独立展で関西独立賞第一席、独立美術協会創立25周年記念賞を受賞して一躍脚光を浴びる。1958年関西在住の独立展作家7人と鉄鶏会(てっけいかい)を結成し、実験的な絵画を次々に発表する。その後は、風景や人物を題材とした具象画に転じ、居住していた関西や三原市を中心に個展を開催する。三原市内の店舗などに康屯の作品を見て散策できる「秦森康屯 絵画の散歩道」がある。

和田 貢(わだ みつぎ)(1927~)

 現在の福山市駅家町に生まれる。広島県立府中中学校(現在の広島県立府中高等学校)在学中、藤原覚一の指導を受ける。1949年広島師範学校(現在の広島大学教育学部)を卒業する。同年広島師範学校女子部附属三原中学校(現在の広島大学附属三原中学校)の美術講師となる。早くから日展や東光展に出品。初期には鞆の風景を描き、1968年頃から人物画へと移行。1970年代のヨーロッパ取材旅行で異なった文化と風土に触れ、人間の本質を探り、モチーフを「パレード」、さらに日本の「祭り」へと展開していく。ここ20年余、大作のモチーフのほとんどが「サーカス」の裏舞台である。現在、日展会員、東光会名誉会員。

加納 達則(かのう たつのり)(1954~)

 糸崎町に生まれる。1977年日本大学芸術学部美術学科絵画コース卒業。1978年国画会に初出品初入選する。1980年イタリア政府給付留学生としてボローニャ国立美術アカデミーに入学する。1984年卒業。東京・銀座で個展を開催。2007年「加納達則 魂のかたち展」(ギャラリーK監修、三原市協賛)開催。同年、三原市芸術文化センターポポロ落成記念に作品を常設展示する。現在、イタリア・ボローニャ在住。イタリア、ドイツを中心に創作活動を展開する。

迫畑 和生(さこはた かずお)(1955~)

 本郷町に生まれる。1978年大阪芸術大学卒業。1981年版画ハガキ・コンクール展で優秀賞・新宿住友ビル賞受賞。大阪、京都、奈良、アメリカ等での個展、台北、オーストラリア、ポーランド等での版画展に出品するなど、国内外で活動する。1993年第2回Cwaj版画家海外研修助成金受賞。2010年「神話の記憶を辿る-済州・日本神話交流展」(済州島-大阪)に出品、以後毎年出品する。現在、奈良県在住。奈良芸術短期大学デザインコース講師。