○三原市消防吏員服制規則
平成17年3月22日
規則第204号
(趣旨)
第1条 消防組織法(昭和22年法律第226号)第16条第2項の規定により三原市消防吏員(以下「吏員」という。)の服制を別表のように定める。
(その他)
第2条 この規則に定めるもののほか、吏員の服制に関し必要な事項は、消防長が定める。
附則
この規則は、平成17年3月22日から施行する。
附則(平成17年11月30日規則第244号)
この規則は、平成17年12月1日から施行する。
附則(平成18年9月1日規則第43号)
この規則は、公布の日から施行する。
附則(平成18年11月10日規則第57号)
この規則は、公布の日から施行する。
附則(平成20年12月19日規則第54号)
(施行期間)
1 この規則は、公布の日から施行する。
(経過期間)
2 この規則の施行の際、現に使用している改正前の三原市消防吏員服制規則別表に規定する防火帽及び防火衣は、改正後の三原市消防吏員服制規則別表に規定にかかわらず当分の間、なおその効力を有する。
附則(令和2年3月31日規則第19号)
この規則は、公布の日から施行する。
附則(令和4年7月1日規則第46号)
この規則は、公布の日から施行する。
別表(第1条関係)
冬帽 | 色 | 濃紺色 | ||
製式 | 男性 | 円形とし、前ひさし及びあごひもは、黒色革製とする。 あごひもの両端は、帽の両側において金色金属製消防章各1個でとめる。 | ||
女性 | 円形つば型とし、帽まわりに濃紺又はその類似色のリボンを巻くものとする。 | |||
き章 | 銀色金属製消防章をモール製金色桜が抱ようする。 台地は、濃紺とする。 | |||
周章 | 男性については、帽の腰まわりには、黒色のなな子織を巻き、消防司令以上の場合は、じゃ腹組金線及びじゃ腹組黒色線を、消防司令補の場合は、じゃ腹組黒色線を巻く。 | |||
夏帽 | 色 | 紺色 | ||
製式 | 男性 | 円形とし、前ひさし及びあごひもは、紺色又はその類似色とする。 あごひもの両端は、帽の両側において金色金属製消防章各1個でとめる。 天井の両側に各2個のはと目をつけ、通風口とする。 すべり革には、所要の通風口をつける。 天井の内側には、汚損よけをつける。 形状は、冬帽と同様とする。 | ||
女性 | 冬帽と同様とする。 | |||
き章 | 冬帽と同様とする。ただし、台地は紺とする。 | |||
周章 | 冬帽と同様とする。ただし、なな子織の色は、紺とする。 | |||
アポロキャップ | 色 | 黒又は濃紺 | ||
製式 | 前ひさしは、黒又は濃紺とする。 形状は、図のとおりとする。 | |||
防火帽 | 防火帽 | 色 | 銀色 | |
製式 | 防火帽規格に適合した高強度・軽量・耐熱・耐低温・耐食性・自己消火性能の特性をもったものとする。前後両側にひさしをつけ、強靭な顎紐を取り付ける。シールドはポリカーボネイト製とする。前部に消防章シールを、後部ひさしに階級シールを貼り付け、両側に消防名を表記する。 | |||
しころ | 色 | 紺色 | ||
製式 | 防火衣と同じ表生地とし、取付金具により防火帽に付着させるものとし、前面は両眼で視認できる部分を除き閉じることができるものとする。しころの両側に反射ワッペン製の所属表示名を取り付ける。 | |||
周章 | しころのまわりに1条ないし3条の黒色の平織り線をつける。 寸法は、図のとおりとする。 | |||
保安帽 | 色 | 白色 | ||
製式 | かぶと型とし、内部に頭部の振動を防ぐ装置をつける。 あごひもは、強度な耐熱性繊維とする。 | |||
き章 | 銀色消防章とする。 | |||
周章 | 帽のまわりに1条ないし3条の白又は赤の反射線をつける。 寸法は、図のとおりとする。 | |||
冬服 | 上衣 | 色 | 濃紺色とし、同色の裏地をつける。 | |
製式 | 前面(男性) | 開きん剣えり 胸部は、二重とし、消防章をつけた金色金属製ボタン各3個を2行につける。 前面の左に2個、右に1個のポケットをつけ、下部左右のポケットはふたをつける。 形状は、図のとおりとする。 | ||
前面(女性) | 打合わせを右上前とするほかは、男性と同様とする。 | |||
階級章 | 黒の台地とし、上下両縁に金線刺しゅう状を施し、中央に平織金線及び銀色消防章をつける。 階級章は、右胸部につける。ただし、消防長の職にある者は、これをつけないことができる。 | |||
消防長章 | 銀色の台地とし、金色線3条及び黒色線2条を配し、中央に、いぶし銀色の桜葉及び銀みがきの桜花で囲んだ、はめ込みの金色消防章を配する。消防長章は、階級章の上部につける。 | |||
そで章 | 黒色しま織線1条に消防司令補以上はじゃ腹組金線1条を、消防士長はじゃ腹組銀線1条を表半面にまとい、その下部に消防司令以上の場合は、金色金属製消防章をつける。 | |||
えり章 | 左えり、三原市を表章するバッチ1個をつける。 | |||
エンブレム | オレンジ色を一部に配したものを、左上腕部に付ける。 | |||
ズボン | 色 | 上衣と同様とする。 | ||
製式 | 長ズボンとし、両もも及び右側後方に各1個のポケットをつける。 | |||
夏服 | 上衣 | 色 | 淡青色 | |
製式 | 前面(男性) | シャツカラーの半そでとし、淡青又はその類似色のボタン5個を1行につける。ポケットは、胸部左右に各1個としてふたをつけ、ボタンでとめる。形状は、図のとおりとする。 | ||
前面(女性) | 打合わせを右上前とするほかは、男性と同様とする。 | |||
肩章 | 外側の端を肩の縫目に縫い込み、えり側を淡青又はその類似色のボタン1個でとめる。 | |||
エンブレム | 冬服上衣と同様とする。 | |||
ズボン | 色 | 紺色 | ||
製式 | 冬服ズボンと同様とする。 | |||
活動服 | 上衣 | 色 | 濃紺とし、えり、肩及び背面上部にオレンジ色を配する。 | |
製式 | 前面(男性) | 台えり付シャツカラーの長そでとし、背面上部に消防本部名を表示する。比翼仕立てとし、胸部左右に各1個ポケットをつけ、ポケットにはふたをつける。形状は、図のとおりとする。 | ||
前面(女性) | 打合わせを右上前とするほかは、男性と同様とする。 | |||
肩章 | 外側の端を肩の縫目に縫い込み、えり側を淡青又はその類似色のボタン1個でとめる。 | |||
階級章 | 布製とし、右胸ポケット上部につける。形状は冬服同様とする。 | |||
ズボン | 色 | 濃紺 | ||
製式 | 長ズボンとし、両もも側面に各1個のポケットを付け、ポケットにはふたをつける。 形状は、図のとおりとする。 | |||
救助服 | 上衣 | 色 | オレンジ色 | |
製式 | 前面 | 開きんの長そでとし、背面上部に消防本部名を表示する。胸部左右に各1個のポケットをつける。 形状は、図のとおりとし、図中二重線の範囲内で当て地をする。 | ||
階級章 | 活動服と同様とする。 | |||
ズボン | 色 | 上衣と同様とする。 | ||
製式 | 長ズボンとし、両もも側面に各1個ポケットをつける。 形状は、図のとおりとし、図中二重線の範囲内で当て地をする。 | |||
救急服 | 上衣 | 色 | 明るい青みの灰色 | |
製式 | 前面(男性) | 台えり付きシャツカラーの長そでとし、ウェストラインにタックをいれる。 比翼仕立てとし、胸部左右に各1個、左肩下に1個のポケットをつけ、胸部左右のポケットにはふたをつける。 えりに、白のブロードの替えりをつける。 胸部左のポケット上部に、明るい青みの灰色の台地に消防本部名を濃い灰色糸で刺しゅうしたネームを縫いつける。 | ||
前面(女性) | 打合わせを右上前とするほかは、男性と同様とする。 | |||
肩章 | 外側の端を肩の縫目に縫い込み、白の反射テープの肩章カバーを差し込むとともに、えり側を明るい青みの灰色又はその類似色のボタン1個でとめる。 | |||
階級章 | 活動服と同様とする。 | |||
ズボン | 色 | 暗い灰色 | ||
製式 | 長めのタックを入れた長ズボンとし、両もも及び左右後方に各1個のポケットをつける。 左右後方のポケットは、ボックスプリーツ上切替え仕立てとする。 形状は、図のとおりとする。 | |||
防火衣 | 上衣 | 色 | 紺色 | |
製式 | 消防隊用防護服の国際基準「ISO11613(アプローチA)」に適合したものとする。立襟、チンストラップ付とする。前合わせはファスナーとする。ポケットは腰・胸に各1個以上としてふたをつける。肩は機能構造型、袖口二重構造とする。胸部、背部、袖部、袖口上部に反射布をつける。中衣はポケット付で着脱式とする。背部に蛍光丸ゴシックで消防名を表記する。 | |||
ズボン | 色 | 上衣と同様とする。 | ||
製式 | 生地は上衣と同様とする。前合わせはファスナーとする。ポケットは、両脇に各1個としてふたをつける。両裾口上部に反射布をつける。腰ベルトはアジャスター付きとする。中衣は着脱式とする。 | |||
防寒衣 | 色 | 紺色 | ||
製式 | 前ファスナー式防寒ブルゾンとする。 左胸にファスナーつきポケット及び下部左右に各一個のふたつきポケットをつける。 内側は取り外し可能なダブルライナーとする。 左上腕部にエンブレムを付ける。 エンブレムの上に、名前を白色糸で刺しゅうする。 背マークを蛍光色で印刷する。 形状は、図のとおりとする。 | |||
雨衣 | 上衣 | 色 | オレンジ色 | |
製式 | 前合せ比翼とし、ファスナーとホックの併用とする。そで口は、防水用ジャージとマジックテープの併用式とする。 左胸に雨ぶた付きポケットを1個つける。 背マークを蛍光色で印刷する。 | |||
ズボン | 色 | 上衣と同様とする。 | ||
製式 | 長ズボンとする。 | |||
ワイシャツ | 色 | 白色 | ||
製式 | 剣えりとする。 | |||
アンダーシャツ | 色 | 濃紺色 | ||
製式 | 半そで及び長そでとする。 | |||
ネクタイ | 色 | 濃紺色 | ||
製式 | 棒状とする。 | |||
手袋 | 色 | 白色又は紺色 | ||
製式 | 儀式用は、手首ボタンどめとする。 作業用は、強化繊維とする。 | |||
バンド | 色 | 紺色、赤色又は白色 | ||
製式 | バックル式とし、冬服及び夏服は、前金具の中央に消防章をつける。 活動服用、救助服用及び救急服用ベルトは、2列の止め穴をつける。形状は、図のとおりとする。 | |||
安全帯 | 製式 | 労働安全衛生法の規定に基づく安全帯に適合したもので、軽量ワンタッチ、ランヤード巻取器式とする。 | ||
靴 | 色 | 黒色 | ||
製式 | 革製の短靴及び編上安全靴とし、防火用は踏抜き防止板をそう入した編上ゴム長靴又はゴム長靴とする。 | |||
消防手帳 | 色 | 黒色 | ||
製式 | 中央上部に消防章を、その下に三原市の文字をそれぞれ金色で表示し、背部に鉛筆差しを設け表紙内側には、名刺入れをつける。 用紙は、恒久用紙と記載用紙とに分け、いずれも差し換え式とする。 |
図
消防吏員服制基準(昭和42年消防庁告示第1号)の図の例による。
ただし、周章、アポロキャップ、夏服、活動服、救助服、救急服、防寒衣及びバンドについては、次の図によるものとする。
周章
(単位:mm)
階級別 | 周章 |
消防監 | |
消防司令長 | |
消防司令 | |
消防司令補 | |
消防士長 | |
消防副士長 | |
消防士 |
アポロキャップ | |||
夏服 | |||
前面 | 後面 | ||
ズボン | エンブレム | ||
活動服 | |||
前面 | 後面 | ズボン | |
救助服 | |||
前面 | 後面 | ||
ズボン | |||
救急服 | |||
前面 | 後面 | ズボン | |
防寒衣 | |||
前面 |
| ||
後面 | 取り外しダブルライナー | ||
バンド | |||