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昔の三原城

記事ID:0066205 更新日:2018年10月10日更新

三原城跡の風景

西側天主台

北西から見た天主台跡
(明治14年頃)

天主台跡2

天主台跡
(明治20年頃)

北側天主台

北側から見た天主台跡
(明治28年)

山陽道鉄道

三原城本丸跡を明治27年に貫通した
山陽鉄道(明治36年)

海から見た三原城

海から見た三原城跡
(明治40年頃)

海から見た三原城2

海から見た三原城
(明治43年頃)

天主台で遊ぶ子ども

天主台跡で遊ぶ子どもたち
(大正時代)

天主台跡3

天主台跡
(明治43年)

天主台跡4

天主台跡
(昭和初期)

天主台5

天主台跡の上とその眺望
(昭和10年)

大正新開からみた三原城跡

大正新開から見た三原城跡
(昭和15年)

天主台6

天主台跡
(昭和35年頃)

新幹線開通直後

新幹線開通直後
(昭和50年頃)

三原城復元3G映像

三原城復元3G映像三原観光協会のホームページへ

三原城復元CG映像を作成した、県立広島大学 吉田教授にインタビューしました。

 吉田教授

なぜ復元CGを作ることになったのですか?

 商工会議所から「三原歴史に基づいた城下町並みの再現」というテーマで県立広島大学に依頼がきたことがきっかけです。私は放射線画像解析分野の研究を行っていまして、CGにはまったく素人でしたが、三原市に貢献したいという気持ちもありましたので、お引き受けしました。
 実際には、学生を含む8人のチームで3Dcgソフトを使い、城郭や海などを作り、それらをもとに動画を作りこみナレーションをつけていきました。

一番工夫したところはどこですか?

  もともとお城について詳しくなかったうえに、三原城にはデータがなく、平面図しか残っていないので、実際に城跡の高さを測ったり、石垣の写真をCGに貼り付けてみたり、絵図面より建物を推測したりしました。また、高山城・新高山城や桜山に登ってみたり、船に乗って海からの景色を見たりして、往時の風景をイメージして作りました。

CG映像の中で注目してほしい所はどこですか?

 バーチャルウォークスルーというテクニックを使って、船による堀や海を回遊して城壁を見たり、徒歩により城内を散策するというアニメーションを見てほしいです。アニメーションを通して、三原を知らない人にも戦国武将の小早川隆景の人物像や、三原城がどういう目的で建てられ、どんな役割を果たしていたのかなどを知ってほしいです。また、三原に住んでいる人にも、かつて三原の地が歴史的に輝いていた時期があることを誇りに思い、郷土愛が生まれればいいなと思いますね。

 復元を行なったことで新しく分かったことはありますか?

 CGを復元してみて、本当に立派な城だったのだなと実感しました。海にこれだけの城が浮かんで見えたら、爽快だったと思います。もし三原城全体が残っていたら、今では世界遺産になるほどのものだと思いますね。今回のCGでは作れませんでしたが、軍船が集まっている三原城、朝霧に浮かぶ三原城、夕日に照らされる三原城などいろいろイメージは膨らんでいきます。

今後の城跡維持のために私たちができることはありますか?

 三原には、すべての宗派の仏教・寺院があるらしいです。市内だけですべての宗派のお寺を見ることができるのは、ありがたいことだと思います。城跡に限らず、市民にはもっと三原の歴史について知ってほしいですね。そして、郷土愛が生まれることで、歴史や文化を大切にする心が生まれるのだと思います。

復元CG

三原城復元CGは、JR三原駅南口の出入り口付近に設置している機器でも見ることができます。


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