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佛通寺(ぶっつうじ)【市史跡・名勝】

記事ID:0003407 更新日:2021年3月29日更新

 紅葉の美しさは見事!

 佛通寺は応永4(1397)年、沼田高山城主の小早川春平が、名僧愚中周及佛徳大通禅師を迎えて開いた、京都以西で唯一の臨済宗の大本山です。往時は京都五山上位の南禅寺と同格に遇され、山内に88か寺・末寺は全国に3,000余か寺に及ぶという広大な規模を誇っていました。応仁の乱後、荒廃し数回の火災に遭遇、隆景の時代にやや再興するなど、幾多の興亡の歴史を経て今日に至っています。

 参道脇には永徳院・正法院の塔頭があり、紅葉の頃には特に美しい風情があります。イヌマキの大木の際の巨蟒橋(きょもうばし)を渡ると山門・法堂・本堂・庫裡等の建物があります。

 対岸のうっそうとした杉木立の石段を登ると、開山堂と国の重要文化財に指定されている地蔵堂があり、創建当時のたたずまいがしのばれます。ここには、かつて雪舟が滞在したと伝えられる篩月庵の跡地もあり、また、流浪の俳人山頭火は「あけはなつや満山のみどり」の句を残しています。

開山堂

佛通寺はいつでも絵になります

交通

JR三原駅より 車で25分(17km)
JR本郷駅より 車で15分(8km)
両駅より 路線バスが運行されています
山陽自動車道 三原久井ICより西へ6km


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