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ヒョウモンモドキ保護の会
希少生物 ヒョウモンモドキが棲める里山の自然を大切に!
保護の会が主催して,ヒョウモンモドキ保全活動実施報告
(三原市大和町:2008年11月9日)
報告書:生活環境課 玉田 武敏
ヒョウモンモドキ保護の会(新谷隆之会長,須内美穂子事務局長)は,10月19日(世羅町),26日(久井町),11月9日(大和町),16日(久井町)の日曜日にヒョウモンモドキ保全のための生息地管理を実施しました。
三原市生活環境課から11月9日に大和町で実施された活動に二人が参加しましたので,概要と現地での活動写真を報告します。
- 30人が参加・・・和木小学校の仲間も参加
- 里山の自然観察・・・湿地を好む生き物,植物の話
- 草刈&草の運び出し・・・アザミ(マアザミ・キセルアザミ)の育つ湿地環境の整備
- 新米&豚汁大好評・・・紅葉が映える白竜の里で昼食
- 世界で一番小さい?ねずみ・・・カヤネズミ発見!
みなさん!お疲れさま
~里山の自然とふれあい,学び,整備!楽しかったよ!~おいしかったよ!~
きれいになったよ!~ 来年はヒョウモンモドキがいっぱい飛ぶよ!~
▼トン汁と地元の炊きたて新米ごはんで昼食▼整備後の休耕田
里山の自然観察・・・湿地を好む生き物,植物の話
▼11月9日(日曜日)午後9時 和木小学校グランド集合,ヒョウモンモドキ・里山の事前学習【講師:岩見潤治事務局補佐】
▼整備前の里山,湿地(春から可憐な花が咲き,夏にはいろんなトンボがいっぱいの池周辺)
草刈&草の運び出し【アザミ(マアザミ・キセルアザミ)の育つ湿地環境の整備】
▼真っ赤に紅葉した木々(ハゼ) ▼まずは大人が手本
▼みんなで草を運ぶ子どもたち ▼大人に交じって草を運搬【和木小学校では,後日,この枯れ草を利用し,芋をみんなで焼いて食べるそうです。】
大和の新米&豚汁大好評・・・紅葉が映える白竜の里で昼食
「きれいにしてくれて,ありがとう」アザミちゃんからお礼の声が・・・
世界でも一番小さい?ねずみ・・・カヤネズミ発見!
▼カヤネズミの巣 ▼人差し指にしがみつくカヤネズミ
▼草刈を運ぶ作業中にカヤネズミを発見!
- カヤネズミ
- 日本最小のねずみで,体長は約6,5センチ,尾は長くて9センチ。
背中は赤褐色で,腹は白い。ススキやヨシの生い茂る中に住み,細長い尾をススキの茎に巻きつけて上手に上下する。ススキの葉を集めて,丸い小鳥のような巣を作り,春から秋の間に出産する 。
*世界でも最小といわれる。
番外編!
その1 当日見つけた大和の里
▼大和町の民家の近くで見つけた色あでやかに紅葉するモミジ
神秘的な緑色の白竜湖。でも残念,アオコの色でした!▲
その2 大和の四季
▼大和町の特産品 桃の花 ▼棲真寺のハスと花
▲茅葺屋根のお寺と天日に干される稲 ▲冬の白竜湖に沈む夕日
彼らが,これからもずっと私たちと生き続けられるように,そっと探し,やさしく観察しませんか!