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郷土三原ゆかりの人たち 清水南山(しみず なんざん)

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年4月1日更新

  1875(明治8)年~1948(昭和23)年

 日本で名高い彫金家です。
 豊田郡能地村(現在の三原市幸崎町 能地)に生まれました。名前は亀蔵といいます。子どものころから絵を描くことが好きでした。
 1891(明治24)年に東京美術学校 (現在の東京芸術大学)の絵画科(日本画)へ入学しましたが,同じクラスの菱田春草の絵をみて,とても自分の力は及ばないと思い,途中から彫金科に編入しました。
 1896(明治29)年,彫金科を卒業し,研究科に残り加納夏雄,海野勝みんに,そしてその後,塑像科に入学し,藤田文蔵に学びました。
 研究科修了後は独立して彫金に励みました。
1909(明治42)年に,香川県立高松工芸学校に勤めましたが,6年後に病気のため退職しました。
 この機会に四国八十八か所の寺を 巡礼し,その後,奈良に住んで法隆寺など古美術の研究にうちこみました。
 ふたたび 上京し,1919(大正 8)年から1945(昭和20)年まで母校の東京美術学校の教授として,学生の指導にあたりました。
この間,帝室技芸員,日本彫金会会長 ,帝国美術院会員として,彫金界に偉大な貢献をしました。
 作品は,帝展などの展覧会に出品し,優秀な作品を多く残しています。
 その作風は伝統の技法を大切にした格調の高いもので,なかでも「梅花図鍍金印櫃」は,代表的な作品です。
 南山は,日本画の大家である平山郁夫の祖母の兄にあたり,平山郁夫が少年時代に,画家になることをすすめた人でもあります。

※ 彫金=金属に鏨などで 彫刻をすること。

 清水南山

 みはら再発見