教育委員会学校教育学力向上拠点形成事業
田野浦小学校 国語「どうぶつのひみつをしらべよう」指導案
国語科学習指導案
1.日時
 11月10日(金)第3校時
2.学年
 2年
3.単元名
 どうぶつのひみつをしらべよう「ビーバーの大工事」
  〜どうぶつわくわくクイズ大会をひらこう〜
4.単元について
教材について
 本教材は,ビーバーが,体の仕組みを生かしてダムをつくり,安全に暮らしていくことのできる巣を作ることが書かれている。
 1) 木をかじって切り倒す様子
 2) 木を短く切り川へ運ぶ様子
 3) 家族でダムをつくる様子
 4) 湖の中に巣を作るビーバーの知恵
 木の運び方・ダムの作り方は,時間的な経緯にしたがって児童にわかりやすく述べられている。また,擬声語や比喩表現や擬人法をつかった臨場感ある表現方法は児童をビーバーの大工事の世界に引き込んでくれる。そして,児童はビーバーがダムを作り,そのダムの中に巣作りをするというビーバーの能力と知恵に感動し,その習性に強い関心と興味をもつと考える。また,児童の好奇心や知識欲,新たな読書意欲を喚起する文章であるといえる。
指導にあたって
1) 活動目標と学習目標
児童が,学年の友ともだちに(相手意識)どうぶつわくわくクイズ大会を開く(目的意識)という目的をもたせる。「ビーバーの大工事」を時間的な順序に着目して「お話バラバラじけん」クイズをしながら読み取り,動物の特性や知恵を「こたえはどっち?」クイズをしながら読み取る。そして,他の本を読んでクイズを作り,学年でクイズ大会をするという単元を設定した。
2)どんな事柄がどんな順序で書かれているかを読むために,「お話バラバラじけん」クイズをする。ビーバーがダムをつくる様子を時間的順序をばらばらにしたカードを並びかえて正しい順序にするというゲームを設定した。「ビーバーが,〜する。」という主語と述語の関係に着目させながら,時間的な流れの順に書かれた内容を読み取らせていく。主語が省略されている文では,前後の流れから主語が変わったのか同じなのかを考えさせながら主語を補い,内容を読み取らせてきたい。また,擬声語や比喩表現や擬人化の表現に着目したり,写真から想像させたりしながら,ビーバーの様子を豊かにイメージさせたい。
4)書かれている内容を正確に読み取る力は,クイズ作りにおいて,必要な情報を読書によって集める時に必要である。正確に読み取るために,次の表現方法に着目するようにする。
 ○理由を説明する文型
  ・「〜するのは,〜のためなのです。」
 ○ 「中心的な説明」(ビーバーの行動を主体とした読み)と「補足的な説明」
  (ビーバーの姿や尾などの事柄を説明)を読み分ける。
 ○ 具体化の工夫を押さえる。
  ・比喩表現
   (「まるで〜のようだ。」「まるで〜みたいだ。」)
  ・ 数値表現
   (「50センチメートルいじょうも」「ふつうで5分間,長いときには15分も」
    「高さ2メートル」,長さ450メートル」
 ○擬声語
  ・「ガリガリ,ガリガリ」「ドシーン,ドシーン」
 ○副詞を中心とした修飾語
  ・「たちまち」「ぐいぐいと」「ずるずると」「つぎつぎに」
5)動物わくわくクイズを作るときには,ビーバーの大工事の学習での観点をもとに同じ手法で動物に関する本(児童のレベルにあったもの・学習内容にあったもの)の中から問題を作らせていく。読みの確認をするために,同じ本を選んだ児童でグループを組み,話し合い活動を展開(相談)しながら,問題を作っていく。
6)クイズ大会は,学年を4つのグループに分けて,各学級で作ったクイズを通して自分達の読みを交流する。
5.単元の目標
○ 動物について感心をもち,それらについて書かれた文章を読もうとしている。(意欲・関心)
○ 文章中の主語と述語に注意して読むことができる。(基礎的技能)
○ 事柄の順序を考えながら,書かれている事柄に注意してビーバーの様子や知恵を正確に読み取ることができる。(基本的能力)
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